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スタンピード

サイエンさんの緊急連絡から、全てが始まった。

 数え切れないほどの強大な魔物たちが一斉に地下帝国に向かってやってきているという連絡だった。


数分後、サイエンさんの言う通り、大量の魔物が第1層に雪崩れ込んだ。しかしさすがはクリートさんとサイエンさんが作り上げた防衛機能だ。

 強力な魔物たちが簡単に倒されていく。このまま全ての魔物を倒せるのでは無いか、そんな風に思っていたのだが、状況は一気に変わることになる。


 それはなんとも不思議な光景だった。魔物たちが一斉に黒く光り出したかと思うと、気がついたときには黒くて大きな1体の魔物に合体していたのだから。


私は震えていた。映像越しでも分かってしまった。あの黒い大きな魔物がどれだけ恐ろしい存在なのかということが。


このままだと確実に第2層も突破される。私はそう思った。どうしよう、どうしよう、、。



そんなふうに怖がって震えている私とは真逆の存在がそこにはいた。


黒くて大きな魔物の前に堂々と立ち塞がる彼女は、誰の目から見ても英雄そのものだった。


シャルルさん、、。あなたは、あなたって人は。

 なんてかっこいいんだろう。

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