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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

一握りの幸せ

※ネタバレを含みます

 この春、高校へ進学した古雲 誠直(ひさも のぶちか)。
 青春を夢見て高校生活への想いを馳せるが、入学早々同じクラスの女子生徒、雅君 志音(あきみ しおん)と出合い頭にぶつかり、保健室へ運ばれてしまう。
 大事無かったものの、早速悪目立ちすることになり、前途多難な幕開けだった。
 しかし、その反面、志音とお互い気になる間柄になる。
 友人からのアシストもあって、二人で買い物に行くことになり、その甲斐もあって、少しずつ仲が近づいていく。
 そんな中、クラスでもかわいいと評判の佐出 怜空(さいで れいあ)がいじめに遭っていることに気づいた彼は、その現場を抑えて止めさせることに成功。
 その一件を経て、解放された怜空から妙に好かれて、一緒に遊ぶような仲にまで発展する。
 しかし、彼女の好意を罪悪感などから受け取れずにいた誠直は、一目惚れしていた志音に告白し、付き合うことになる。
 二人の仲は順調に行っていた一方、彼を諦めきれなかった怜空は、一日だけ彼女にして欲しいという願いを申し出た。
 だが、デートの最後に意味深な発言を残して去ると、翌日から連絡が取れなくなり、後日転校してしまったと聞かされる。
 不審に思った彼は、彼女の言葉を基に不可解な点を洗い出し、この世界に疑問を持つ。
 養護教諭の小森(こもり)先生の力も借りて、その疑いが確信に変わると、この世界が嘘で出来ていると思い知らされる。
 世界の秘密を知ってしまった彼が恋人である志音に再度話を持ち掛けると、彼女もそのことについて明らかにし、さらに現実へ繋がる出口を教えてくれた。
 彼女は最後まで引き留めようとするが、彼は自分を騙し彼女たちを良い様に操っていた何者かを許せず、この世界を去る決心をする。
 そして、嘘で塗り固められた世界を飛び出し、本物の現実を目の当たりにすることになった誠直。
 彼の本当の人生は、これから始まるのだ。
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