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ハンティングらいふ。  作者: 綿もてぃ
3/5

2:ラクタイトにて

ラクタイトに着いた。


元々持っていた財布の中身はこの世界相応の硬貨に変わっていたのと硬貨の呼び方はルータというらしい。


まずは腹ごしらえをしよう。ここに来るまでに腹が減った。ともかく腹が減った。飲食店のマークが良く分からないが店を回ればそのうちわかるだろう。


片っ端から食器や食材のマークがついた看板を巡る。

1店舗目…フルーツ屋、2店舗目…食器売り、3店舗目…野菜売り………

だが、見つからない。そもそも飲食店有るのか?

「どこもかしこも野菜売りと食器売りとフルーツ屋かよ…せめて飲食店の看板さえ分かれば…」


もう諦めてフルーツを買って食べようと思ったときだ。

「そこの御方。何かお困りか?」

「ああ、ちょっと飲食店を…え?」


「こっちおいで。いいお店を紹介しよう。」

誰だか分からないがついていってみることにした。


ラクタイト5丁目のフルーツ屋の角を右に曲がったところに飲食店は存在した。

「この世界のルールみたいなものさ。飲食店は大通りに建ててはいけない。匂いは目立たせてはいけない。看板とかを建ててもいいが目立たせてはいけない。ああ、名乗り忘れていたな。私はこの店「ピターキットン」の店主のピターだよろしく。」


背が高い彼女は(垂れ耳のウサギ系?)ピターと言うらしい。

「矢口丸だ。よろしく。」

「マールって読んでいい?何か食べたいものは有るか?マール。肉から野菜、魚まで用意できるぞ。」


「じゃあこの、レダムフィッシュ?の焼き魚で頼む。」

「姿焼きでいいか?それとも開き?」

「開きで。」


「Ok。急いで用意しよう。」




「ピター。助けてくれてありがとう。」 

「困っていたからさ。マールは何をしに来たんだ?」

「まだ目的がない。あと、行き先がないんだ。」


「そうか。じゃあ住むところが決まってないし、仕事はこれから探すつもりだったんだね?」


「仕事なんだがハンターをしようと思ってる。まあ、すむところはこれから考えるよ。」


「うちの近くに来る?確かまだ空いているところが有ったかも。」

「マンション有るのか?」

「ああ。食べ終わったら紹介するよ。」


「ありがとう。」


レダムフィッシュを食べ終えてそのマンションを紹介してもらった。

マンションはピターキットンのすぐとなりだった。


「お~い。ヤックいるかー?紹介したい人がいるんだ」

「ピター、叫ぶなよぉ。まだ眠いんだから。」


しばらくして同じ猫耳で右耳に切り込みがある小さい男?が来た。


「こいつか?俺に紹介したい人は。」

「そうそう。矢口丸って言うんだとよ。」

「ほん。丸。早速部屋紹介するからおいで。ところで職はどうすんだ?」

「あ、よろしくお願いします。職ですがハンターをしようと…」

「ハンターか。頑張れよ!ほれ!ここがお前の部屋だ!料金は1年で100ルータだ。」

「ありがとう。ヤック。」


ヤックにお礼を言って質問した。

「ところでハンティング協会は何時に閉まるんだい?」


「急ぎな!ハンティング協会は9時にしまるからな!まだ登録できるはずだ!」 


「今何時だい?」


「夜の8時だ!」


「行ってくるよ!」


「ピター、お前足早いよな。丸の案内をしてやれ。」


「そうだね。まだ彼女は来たばっからしいから案内してくるよ。」




どうも!綿もてぃです。

次話ではハンティング協会に登録する内容です。

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