4話
スキルを取得したあと近くの宿の場所を聞きギルドを出ていく。宿の場所はギルドの近くですぐにわかった。
1泊50Gだったので払い案内された部屋に入る。ちなみに街などの安全地域ではログアウトすると体は残らないらしいがゆっくり考え事などをしたいので宿を借りた。
まずは鑑定を使い、スキルの確認をしていく。
『短剣の心得』
短剣による攻撃の補正。短剣の動きに慣れ熟練度が上がることでアーツを取得できる(例外有り)。
『歩術』
移動の補正をする。熟練度が上がることで歩きづらい場所も歩きやすくなりアーツを取得できる(例外有り)。
『光魔法』
INTに応じて光魔法を使う。回復魔法が主。熟練度が上がることで光属性の魔法を取得できる(例外有り)。
魔法:リトルヒール (MP5を消費しINT×1.5小数点以下切り捨て回復する)
『投擲』
ものを投げるときに補正。熟練度が上がることでアーツを取得できる(例外有り)。
『鑑定』
指定したものの情報を読み取る。熟練度が上がることで見える内容が増え見えるものも増える。
『看破』
指定した相手の情報を読み取る。熟練度が上がることで見える内容や見えなかった相手の情報を読み取ることができるようになる。
この6つはだいたい予想通りだ。そして問題児?のこいつは
『強化融合』
スキルに対応するものに認めてもらえることでアーツを取得できる。MPを常時消費することで自身に憑依させる。能力は対象との好感度、親密度。
アーツ:ルート (MPを5秒毎に2消費することで自身に妖精ルートを宿し風の力を得て速度に大補正)
(プライベートルームでのみ召喚可能)
結構なぶっ壊れスキルだった。序盤に手に入って良いスキルだろうか?このゲームにはクランシステムがあったはずなので情報クランができたら話に行くとしよう。それまで人前ではあまり使わないようにしよう。
プライベートルームでのみ召喚可能とあったので召喚してみる。召喚の場合はアーツ名だけでいいっぽい。
「おいで『ルート』」
そう言うと目の前に黄緑の魔法陣が出てひかるとルートが現れた。
『やぁ、ソラン呼んでくれてありがとう。それと先に言っておくとボクの権限はほとんど無くなったから相談くらいしか出来ないからね。あ、権限が無くなったのはスキルのせいじゃないからね』
ルートはそう言うと笑みを浮かべる。
「あぁ、別に権限はそんないらないしネタバレありありなのはつまらないしな。それとルートをプライベートルームでのみしか召喚出来ないのはなんでだ?」
『それは一言で言うとキミの能力不足だよ。それと今はずっと出ていられないかな。というわけでまたね』
ルートはそう言うと光の粒子になって消える。能力不足か。他にもスキル説明に書いてあった好感度や親密度も関係していそうだな。まぁこれは地道にしていくしかないな。
その後1度宿を出て街を探索しアイテムを買いに行く。欲しいアイテムは地図と食料とあれば図鑑などの必要そうな本だ。
そんなわけで雑貨屋に行ったが地図が予想以上に高かったため今度買うことにする。しかし植物系図鑑は100G売られていたので買っておいた。後で読もう。
そして金欠なので安めのパンと干し肉を50Gで買った。それと飲料水を2リットルほど買っておいた。水魔法も覚えた方がいいかもしれない。
そして宿へ戻る。
時間を確認するといい時間なので1度ログアウトして昼食を食べてから狩りにいくとしましょう。
所持金
3話時点 1000G➝400G
4話 400G➝350G➝250G➝200G➝170G
一応、水は30Gです。 1話1話が短いだろうか、短いきがする。
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読んでくださる皆様に感謝を。