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バス停

作者: しぇりー

いつもと同じ帰り道

君は僕の左側で

どのパンが美味しいか

真剣に悩んでる


どれでも良いんじゃん?って

言ったら少し怒ったように

それじゃ面白くないでしょ

まぁ、確かにそうだけど


他愛もないこの時間が

ずっと続いて欲しい

なんてバカなことを

毎回考えてる


ずっと悩んでで良いよ

僕がいつだって側にいるから

たとえ君が

僕に気づいていなくても




やっと決まってたって君は

嬉しそうに笑ってる

誰にも渡したくない

けど何も出来ない


季節は変ってくのに

僕の気持ちは変わらずに

君の気持ちも変わらずに

まぁ、仕方ないんだけど


バス停でバスを待ちながら

美味しそうに食べる君

こうして待つだけで

バスは来てくれるのに


ずっと来なくて良いよ

君がまた帰ってしまう

明日も君に

会えると分かっているけど




あなたと付き合うなんて

絶対ありえない

ふいに

はっきり言われた僕は

僕もそのまま返すよ

なんて

真逆なことしか言えなくて

このままいつまで

演じられるだろうか




バス停でバスを待ちながら

楽しそうに話す君

こうして待っていたら

君が僕に気づく

そんな奇跡が

起きれば良いのに

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