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恋する子  作者: つかさ
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LINE

〔ねぇ~〕


〔なに?わら。かまちょ?〕


〔うん!わら〕


〔今日さ、なんか元気なかったから、どうしたのかなーって思って〕


〔あぁ、いや、べつになんでもない!解決したし!〕


〔なんだ、そっかぁ、よかった。わら〕


〔やっぱ、神崎優しいよな〕





いつも思う、こう言われただけで、幸せになる私は馬鹿なのかと・・・・・。


はぁ、だめだ、好きすぎてだめだ。死ぬ


1、LINEで話しかけるのに、まず悩む


2、なんていって話しかけるのか悩む


3、なに?ってきた後になんて言うのか悩む


4、話す話題を死ぬ気で探す


5、既読が付かなくなってへこみまくる


6、既読が付いて心底喜ぶ


7、なにか褒められて、幸せになる


あぁ、私の世界はこいつでまわってると思うと、顔が赤くなる。


朝、起きてまず、鏡の前に立って髪型セットする。


彼に見られてどうとか、変じゃないかなーとか。そして時間が過ぎていく。


朝ごはん食べて、制服を着たら、今日はどうやって話かけようとか考える。


そして昨日LINEで言われたこと思い出してにやける。


「いってきまーす!!」


朝、親友の椿を迎えに行くのが私の日課


椿は朝が苦手で、迎えにいっても、パジャマだったりすることがある。


そういう時は、お母さんモード!支度をさせます。


そして学校に行く。


椿とは違うクラス。好きな彼も違うクラス、てか椿と同じクラス!同じ班!!


朝、チラッと彼の顔を見て、椿にばれないように、影でにやける。


ドアを思いっきりあけて、「おはよーーー!!」と言う


「うるせー!」


「おはよう!」


「朝から元気だねぇ」


毎日こんな会話をして君たちも飽きないねぇ


授業中は結構まじめな私。挙手もちゃんとするよ。


でもノート綺麗に書くのに夢中でほぼ授業なんて聞いていない。そしてテストめちゃくちゃ


あーあ・・・・・。


給食の時間はふざける時間


「え?魚一口食べてるよね!残すの?かわいそうだと思わないの?魚の命をもらってるんだよ!」


「は?なんでお前にそんなこといわれなきゃいけないんですか?俺は一口、も!!食べたんです。

 命をもらってるとか言っても、もう死んでるし。俺が命をとったわけじゃありませんしね」


「うっ・・・・」


「はい!悠馬の勝ち~、ミキ最近勝ってないよ~」


毎日言い合い勝負みたいなことをする。


悠馬はノリいいし、顔も悪くないし、馬鹿だし、馬鹿だし。あ、馬鹿なだけか


悠馬のこと好きなのかなって思うことあるけど、想像しても気持ち悪いからないと思う。


好きな人は彼だし。悠馬はただの馬鹿。何なんだろうね変な気持ち


私の世界は充実してる。平和だなって思う。






でも、どこで崩れるかわからないけどね・・・・。







                                        つづく


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