USJのショーの話
先日、家族でUSJに行った。
年パスを持っているのだが、結局、なんだかんだいって、一年間で10回くらいしか行かなかった。
そして、年パスが切れる正にその日、私たちはUSJにいた。
二人の子供連れの私たちとしては、乗れるものはあまり無い。
ユニバーサルワンダーランドという子供向けエリアで遊んで三時からのセサミストリートのショーを見て帰る。それがいつものパターンだ。
さて、このショーだが、なかなかクオリティが高い。最初はみんなで踊ったりするのだが、見せ場は後半。
セサミのキャラクターがハーフパイプでスケートをしたり、マウンテンバイクで飛んだり、ド派手なダンスをしたり。とにかく面白いのだ。
子供ももちろん大好きで、いつも楽しそうにしている。今日は年パスの最終日、もうしばらく買う予定はない。
一年の締め括りはやはりセサミのショーがふさわしいと思い、15分前に最前列に陣取った。
ビデオも忘れずにセットした。この思い出を家でもまた楽しめるように。
少し風が強くなってきたがそんなことな関係ない。ボルテージはドンドン上がっていく。
そして私たちにとって最後のショーは幕を開けた。
「みんな!一緒に踊ろう!」
お兄さんの声に、皆音楽に合わせ、踊り出す。エルモや、モッピーたちも登場し、ショーを盛りあげていく。子供たちも大喜びだ。
そして、この後がいよいよキャラクターのパフォーマンスだ。
お兄さんが笑顔で話す。
「みんな!とっても上手だったよ!でも今日は風が強くてショーはできないんだ!じゃあね!」
「じゃあね!!」
「バイバーイ!!」
最高の笑顔で手を振り、彼らは風のように去って行った。
(´・ω・ `)
後に残されたのは何が起こったのかも分からずポカンと口を開けた私たち。
(´・ω・ `)
(´・ω・ `)
ナンデヤネン!!
全くはた迷惑な話である。
という訳で、何とも煮え切らないまま、私たちのUSJは幕を閉じました。