僕と君は、大の子供嫌い!!!
___僕は、子供が嫌いだ!
うるさいし! 直ぐにイタズラや悪さをするし!
叱っても、その時は反省するけど? 直ぐに忘れる。
嘘をついたり、自分の都合がいいように言っては。
大人を騙すんだ!!!
___僕は、昔から子供が大嫌いだ!
自分が欲しいモノがあれば! ワガママや駄々おこねて。
大人からうまく買ってもらう!
ウソ泣きや大人が嫌がるような事をズバッと言うし。
*
___私は、赤ちゃんが苦手!
そもそも、なんで泣いているのよ?
赤ちゃんって、笑ってるか? 泣いてるかしかしないじゃない!
私に、赤ちゃんの気持ちが分かる訳がないでしょ!
お腹が空いて泣いているのか?
おねしょをして、オムツが気持ち悪いから泣いているのか?
機嫌が悪くて泣いているのか?
どこか? 具合が悪いのか?
___私には、さっぱり分からないのよ!
ただただ、泣いている赤ちゃんの気持ちなんか知りたくもないわ!
なんで! アンタ、泣いてるのよ!
たまに、怒りがこみ上げてくる。
私は、親になる資格なんてないんじゃないかって。
そんな悩み事を抱えて、ストレスだけが溜まっていくわ!
___もう! アンタなんて、大嫌い!
1人じゃ何もできないくせに! 泣いてばっかり!
もう、私はうんざりなのよ!
どこかに、行ってよ! 私の目の前から消えて!!!
___そんな事まで、考えちゃう私...。
私は、親になる “資格” なんかないのかもしれない。
*
___僕だってそうだよ。
昔から、子供が大嫌いだったけど、、、?
僕たちの間に、子供ができてから、、、。
___上の子は、2歳でイヤイヤ期らしい!
なんでもかんでも、“イヤイヤ” って言うんだよ。
パパやママの事なんか? 全然、お構いなしじゃないか!!!
だから! 僕は子供が嫌いだって言ってたのに、、、。
僕たち夫婦は、子供を育てることを選択したんだ!
*
___そのきっかけは?
職場の先輩パパがこんな事を言っていたからだ!
『子供が嫌いでも! 自分の血が繋がった子供は可愛いもんだぞ!
自分の小さな分身みたいで、めちゃめちゃかわいいと思えるはずだ!
せっかく! 子供を授かったなら? 一生懸命! 育ててみた方がいい!』
『・・・やっぱり、そうですかね、』
『随分と気が進まない感じだけど? 子供がやっぱり嫌いなのか?』
『・・・いや? 自信がないだけですよ! 僕も妻も、子供嫌いなんで、』
『まあ~気楽に考えた方がいいって! そんなに思いつめるな!』
『・・・あぁ、ははい、』
___だから!
僕も君も、親になったというのに、、、。
子供は、僕たちの想像を超えていた、育てていくのは大変で...。
何度も何度も、子供に手を出しそうになる事もあった!
血の繋がった我が子が、何を考えているのか? 分からなくて。
仲が良かった僕と君も、子供の事でよく喧嘩をするようになったしね。
___子供なんか!
作らなければよかったんだ、、、!
___僕も妻も、何度考えた事か?
だけどね? たまに、キミたちは無邪気に笑うんだ!
___産まれて4ヶ月しか経っていない娘がにこにこ笑うと?
上の2歳の男の子も、娘を見て笑う。
僕も妻も、心も体もボロボロに疲れ切っているというのに...。
キミたちは、笑うんだ!
___僕も妻も、それを見て笑う。
家族みんなで笑う。
___たった、それだけなのに、、、。
また、僕も妻も親の顔に戻るんだよ!
僕たちは、キミたちのパパママだから!
挫けそうな時や子育てを誰に相談していいのか? 分からないで
悩んでいる時も、僕と妻は、二人でキミたちを育てているんだよ。
___まだまだ、未熟な親だけど?
ちゃんと、キミたちを育てていこうとふたりで決めたから!!!
負けないよ! どんな事があっても!
キミたちが、スクスクと成長していくまでは...。
___僕も妻も、キミたちの親をやめない!!!
どんな事があっても、僕たちは家族だから!
子供嫌いのパパとママで、ごめんね。
___新米なパパとママだけど、これからも僕たちを親で
いさせてください!
キミたちの笑顔を見るために、パパとママは頑張るから!
最後までお読みいただきありがとうございます。