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シーカーズ ~大器晩成魔法使いの異世界冒険譚~  作者: 霧島幸治
第二章 キュレム王国編 後編
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第39話 何故に何故?

またもや投稿が遅くなってしまいました……申し訳ありません。

活動報告にて軽く書いたので、そちらを参照していただけると幸いです。

 リディの後に続き、二人でベランダへと移動。そしてコップに酒をついでもらい、チンと音を鳴らして乾杯をする。

 捨て子である俺は誕生日が不明であり、それ故拾われた日を形式上の誕生日としてその日にパーティチックな事をしていたのだが、今まで生きてきて乾杯なぞしたのはその時位だろうか。俺にはおよそ友人と呼べる者が存在せず作る気も無かったから、他の奴らの誕生会に参加したことも無いし。


 いやまあ、パーティつってもそういう雰囲気っていうだけだけど。うちは男が四人もいた上に、修練で消費した分のカロリーを補うために日々の食事自体が豪勢だったから、改めて何か別のものを付け足したりすることも無かった。ケーキを始めとした菓子だって、誕生会関係無く婆ちゃんが趣味として良く作ってたしな。


 パーティグッズなるものだって、「そんなん用意してる暇あったら少しでも鍛えてくれ」っていう俺の希望により、一度たりとも使われる事は無かったっけか。なので、一般的にいうところのパーティとはちょっと違った様相になっていただろう。

 ちなみにそういったグッズ自体、都会に移り住んで雑貨屋を見回った時に初めて目にしていたりもした。田舎に住んでいた頃は隣町の図書館かスーパーの食品売り場くらいしか行かなかったから、見かける機会も無かったんだよな。


「……ふむ」

「どうだい? 比較的度数の低い飲みやすいものを選んだんだが……」

「この位なら普通にいけそうだ。気遣いありがとな」

「それなら良かったよ。……しっかし、世界が違うと文化も大分違うもんなんだねぇ。その歳で酒が初めてだとは」

「確かこの世界だと、成人する時のパーティで酒が出されてそれを飲むんだっけか? 俺が元いたところじゃそうする人間はいても決まった慣習があったわけじゃないしな。第一成人イコール二十歳ってのが法律であり俺達の中での常識だったし」

「それは分かるが、それでもこっそり飲む奴は多分いるだろう? アンタは興味を持ったりはしなかったのかい?」

「んー……無いとは言わんが、手出そうとは思わなかったな。飲む必要も無かったし」


 酒とはあくまで楽しむものであって、遊び同様修練の日々には不必要なものであり俺にとっては切り捨てる対象でしか無かった。爺ちゃん達がいずれ飲めるようになれと言ったからこそ最低限の興味は持ったものの、それが無ければ一生を通して興味を持たなかったかもしれないと言っても過言では無い。


 それに、まず家にそんなもの無かったしな。勿論する気も無いし、爺ちゃん達の目を盗むなんて絶対不可能だが、常備されているのなら隙を見て飲む事も理論的には可能だった。しかし我が家にとって酒とは俺の誕生会の時のみに少しだけ買って飲みきるものだったので、物が無い以上俺が飲む事は出来なかったのだ。


 と言うのも、爺ちゃん達はあくまで「まあたまには良いか」的な想いから雰囲気に合わせて飲んでいただけ。好き好むどころか基本的にはアルコール関係はこの上無く敬遠していた。

 生物は酒に酔うと、判断力が低下し動きも覚束なくなり多大なる隙を生んでしまう。勿論そこまでいかなければ問題は無いが、元最強のエージェントとしての想いから、自ら隙を生む要因を増やす事はどうしてもしたくなかったらしい。俺には語らなかったが、病気に何か影響があってもいけないっていう想いも多分あったんだろうな。



 じゃあ何で俺には勧めたのかっていう話になるが、それはそれでちゃんとした理由がある。組織のエージェントがパーティ会場に潜入するというのは良くある話だが、任務を果たすためには雰囲気に上手く溶け込まなければならず、必然的に酒を口にすることになる。そこで倒れてしまっては話にならない以上予め酒には慣れておかなければならず、爺ちゃん達も若い頃その手の指導を受け訓練だって行っていたらしい。


 俺がエージェントとして働いていたかどうかというのは今となってはもう分からないが、元の世界の情勢を鑑みるにいずれそういう立場に置かれていても別段おかしくはなかった。だからこそ、そうなった時のために耐性を付けておけという事で、爺ちゃん達は酒云々を口にしたわけである。それ以上でもそれ以下でも無く、ましてや俺が酒飲みになることを望んでいたわけではない。



「と、そんな事よりもだ。それで? サーシャがいなくなってから切り出したってことは、あいつには聞かせられない内容か何かなのか?」

「む、察しが良いね。まあそういうわけじゃないんだけど、あの子がいたら多分話が進まないってのはあるかな。割って入って来るの目に見えてるし」

「……?」

 話を妨害するって事か?ならサーシャの秘密か何か……いや、それは無いか。軽い事なら邪魔される前に言ってしまえばそれまでだし、重要な事なら今リディに言われずともいずれ本人から言ってくるだろう。というか、これ以上一体どんな秘密があるというのか。


 それに、こうして場所や雰囲気まで変えたのだ。ならば、今までとは全く別のベクトルの話を始めると考えて良いだろう。



「そうだね……本題に入る前に、あの子が普段アンタにどんな姿を見せてるのか聞かせてもらっても良いかい?」

「ん? サーシャの様子を見りゃ、そこら辺は何となく分かってるんじゃないのか?」

「そりゃまあ、曲がりなりにもあの子の親ではあるからね。だけど、それだけじゃ足りない。アンタから見てあの子はどんな風に映ってるのか、それが知りたいんだよ」

「俺から見てか……ふむ」


 この世界に来て、あいつと初めて出会ったあの日の事。そこから今までの情景を一つ一つ思い出しながら語っていく。娘の変化を喜んでいるのだろうか、話の最中リディは殆ど口を開かずずっと微笑みながら静かに耳を傾けていた。


「……コロコロ表情を変える明るくて変な奴、か」

「ああ、それが俺にとってのあいつの第一印象だった。……だから、あいつがどんな扱いを受けてきたのか知った時は本当に驚いた。俺と顔を合わせてた時は、そんなんちっとも顔に出してなかったしな。深く過去に関わろうとしなかったから、それで気付かなかったってだけかもしれないけど」

「それを言ったら、私だってあの子の変わり様には驚いたさ。手紙で何となくは予想してたけど、まさか昔みたいに笑顔まで見せてくれるとは思ってなかった。前回帰ってきた時までは完全に心を閉ざしちゃってたからね。……厳しい環境に送り込む事になったのは私の責任でもあるから、何か言って良い立場でも無いんだけどね」

「別にアンタは何も悪くないだろ。大切な人間が突然いなくなっちまったんなら、大なり小なり誰だって同じような状態になるし、アンタの場合繋がりが特に深かった以上病んじまうってのは当然のことでもある。むしろ、さっきまであいつのために()()()()明るく振る舞ってたってのは良くやったと俺は思うが」

「……やっぱりバレてた?」

「まあな。というか、途中で分からずとも今のアンタを見れば一発で分かるだろうけど」


 サーシャの前では元気に振る舞いにっこりと笑顔すら見せていたリディ。だが今ではすっかりと意気消沈し、精々が少し微笑む程度。さっきまでの姿は見る影も無い。


 どこか漂っていた違和感が今は無いことから、恐らくはこれが本来のリディなのだろう。となれば、ついさっきまでのは頑張って振る舞い見せていた偽りの姿ということになる。


「そんな顔してたかい? 困ったな、あの子が出てくるまでには直さないと」

「張り切ってるところ悪いが、多分サーシャの奴は薄々気付いてるぞ」

「だろうね。でも、私はあの子のお母さんなんだ。娘が元気になりつつあるってのに、私がいつまでも暗い雰囲気でいるわけにはいかない。せめてあの子の前では笑顔でいなきゃね」

「いくら親とはいえ、そこまで無理する必要は無いと思うんだがなぁ……。まあアンタがそうするって決めてるなら俺からは何も言わん。だが、だったら俺の前では無理とかはするなよ。サーシャには何も言わんから」

「分かったよ。……ありがとね、シュウヤさん」

「……別に」



 そこからしばらくの間、双方口を閉ざし辺りには沈黙が流れていく。二、三分経った頃だろうか、コップの酒に口を付けた後、リディはふーっと息を吐き再び口を開いた。


「本当に……ありがとう」

「いや、別に良いって言っただろ」

「ああ、それもあるんだけど……今のはそれじゃなく、サーシャのこと。あの子の支えになってくれてありがとうってことだよ。それが無きゃ、あの子が笑顔を取り戻す事なんて無かっただろうね」

「……その話か。なら、どっちにしろ礼を受け取るつもりは無い。というか言われても困る」

「え。ど、どうして?」

「そりゃあ、俺が今の立場にいるのは偶然こうなったってだけだからな。無属性なのも、ダグダと同じ顔や雰囲気を持ってるのも、召喚の対象に選ばれてこの世界に来たのも全部。俺は偶然サーシャと出会って、存在として偶然あいつの支えになったってだけなんだ。俺自身は何もしちゃいない」


 まあ厳密に言えば、サーシャが俺の専属になったのは偶然とは少し違うのだが。サーシャによると、あれはレミールの手によって強引にねじ込まれた結果らしい。


 専属メイドになるには様々な選定基準があるのだが、その中に成人かどうかというのがあり、まだ十三のサーシャは基準を満たさず候補からは外れていた。しかしいざ召喚してみるとダグダと同じ顔を持つ俺がおり、何か影響を与えてくれるのではと考え急遽候補外だったものを引っ張ってきて俺に当てたというわけ。


 そんなことやったら普通は他の候補者達から不満の声が上がるだろうが、今回は場合が場合。無属性の迫害も特に酷いこの国の、しかも中枢に関わる組織で働く者達に無属性を世話したがる者などいるはずも無く、他の奴らからしたら厄介払いが出来てちょうど良かったのだ。理由としては心底イラつくが、おかげでこっちも快適に過ごせてるのでまあ良いかと思っている。



 ……とは言え、これは他の人間の意図が関わったというだけであり、結局俺の行動が関与したわけではないのだ。レミールの奴は俺に礼を言っていたが、謎が解けてから思い返してみるとそこに繋げたのはレミール自身であり、俺が頭を下げられる筋合いなどどこにも無い。


 このように、俺がサーシャの支えとなっていたのは全ては偶然と他の人間の意図が関わって出来た構図であり、俺は何もしちゃいない。それなのに礼を言われたところで、俺としては困惑以外の反応をすることは出来ないのだが……どうやらそんな風に考えていたのは俺だけだったらしい。



「……シュウヤさん、その考えはちょっとアレじゃないかい? 仮にそうだってんなら、まるで特徴が同じなら誰でも良かったってことみたいじゃないか」

「そこまでは言ってない。だけど……実際俺は特別な事は何もしてないんだ。過去を共有した後ならともかく、その前は深く語り合った事があるわけでもない。だったら……」

「ハァ……良いかい? 確かにその部分は紛れもなく偶然だと思うよ。でも、それは単なる一つの要素に過ぎないだろう? たとえ見た目や雰囲気が同じだったとしても、それだけなら心を閉ざしたあの子がいきなり感情を見せるはず無いし、まして笑いかけるなんて有り得ない」

「それは……」

「……それにさ、シュウヤさん。確かに相手を信頼するかどうかに行動は重要な要素ではあるけど、この場合は例外なんだよ。今のサーシャにどんな事をしたって、あの子が相手を簡単に信頼するなんてことは絶対に無いんだ」

「えっ。それってどういうーー」


 思わず聞き返そうとしたその時、俺の中に一つの記憶が甦ってきた。あれは俺が大剣の練習のために一週間城を空け、部屋に戻った時サーシャと共にいた八雲から色々話を聞いた時だったっけか。

 一緒にいた理由は、確か俺を心配していたっていう共通の話題で意気投合し僅かに心を開いていたから。それについては一応納得しサラッと流していたが、今考えると少しおかしくないだろうか。俺を鬱陶しいほどまでに心配し第一に考えるサーシャが、同じく心配していた八雲に対し()()()()()心を開かなかったと?しかも六日間もあったのに。


 後からサーシャにも謝罪しつつ色々と話を聞いたが、俺との会話とは違い口数は少なく基本的に相槌を打つ程度が主だったらしい。もしやこれが、今のリディの言葉と関係があるとか?



「無属性と獣人のハーフってことで、あの子はここに住んでた時からも既に扱いが良かったわけじゃなかったんだ。それだけならまだマシだったかもしれないけど、ダグダが死んでからいきなり誰一人味方がいない辛い事ばかりの状況に放り込まれて、そこで長期間過ごす事になってさ。……その結果、あの子は完全に人間不信に陥ってるんだよ。親の私はともかく、それ以外の人間に対しては必要最低限を除けばまともに会話すらしない」

「……ああ。そういや他の勇者達に対してもそんな感じだな」


 城内を移動する際当然他の奴らと出会うこともあるのだが、国賓扱いである俺達相手に粗相をすると厳罰を食らうためそれを気にして一応お辞儀はするものの、俺に対しての態度と比べれば正に天と地の差。完全に塩対応と化しているのである。そして俺と二人きりになった時には既に元に戻っているという。


 ここに来た初日だってそう。俺はあの時ボーッとしていてあまり見ていなかったが、良く良く思い出してみれば明らかに雰囲気がピリピリしていた気がする。だって他のメイドには気軽に話しかけてたはずのクラス連中が、サーシャに対してはひとっ言も雑談を持ちかけてなかったもの。


 あの対応は単に余計な事をして罰を食らわないようにしてたんだろうと解釈してたが……それにしたって過剰だったものな。協力者である佐々木達に対してだって、俺が仲介してやっとそこそこ話してたって感じだったし。いくらメイドと言えど感情を持つ人間に変わりは無く、人間不信だと言うならあの様子だって納得は出来る。


「だろう? そんなあの子に何をして見せたって、よっぽどの事が無い限り何の変化も起きないよ。もしあったとしても僅かなものだろうし、少なくとも今のアンタとサーシャみたいな関係になるはずが無い」

「それは確かに。でも、だったらどうして……」

「騎士団長と戦った後に言ってたんだろ? まだ出会って間もないけど、雰囲気からしてシュウヤさんなら必要以上に緊張しなくても大丈夫なのかなと思ったって。それと同じで、会った時に「この人なら信用出来るかもしれない」って感じたんだろうよ」

「一目で俺がどういう人間かを見抜いたと?」

「それはちょっと違うかな。そこまでハッキリしたものじゃなく、もっと漠然としたものだと思う。人を疑い続けたからこそ、本当に信用出来る人間が分かったとかそういうもんなんじゃないかね」

「……!」



 ああ……そうか。そういうことだったのか。

 今リディが口にした結論に、今まで俺が全然辿り着いていなかった理由。勿論俺自身が単に馬鹿だからというのもあるが、それ以外にもう一つハッキリと言えるものがある。それはきっと、知らず知らずの内にステータスを元に相手がどんな奴かを大まかに決めつけてしまっていたから。


 正直に言うと、今さっきの会った時云々を耳にしたとき「アイツにそんな事は出来ないだろう」と考えてしまった。だってそれは直感の領域であり、関連の基本技能を持たぬサーシャに出来るとは思えなかったから。

 しかし、技能として形を成していないならどうだろうか。たった一点、それも()()()()()()()()()ならば技能にはならず表示されることは無いのだ。そしてステータスを元にして決めつけているのならば、そんな事には到底気付くはずもない。


 勿論元にして考えるのはとても重要なこと。しかし、俺はそこで止まってしまってそれ以上を考えていなかった。相手を知ろうと鑑定眼を使っているくせに、表面だけなぞってその奥を見ようとしていない。

 ステータスはあくまで指標であり、その人間の全てを表すものじゃないんだから、それだけを見て考えるのは危険だって分かってたはずなんだがな……。同じ事を何度も繰り返すとか馬鹿過ぎる。これからはそうならないように気を付けていかないと。



 サーシャの事だってそう。ステータスを知り、立場を知り、過去を知った。でも、サーシャという一人の人間を構成する要素がそれだけなはずは無い。


 アイツには、俺の知らない部分がまだまだ沢山ある。特別な存在だっていうんなら、もう放っておけない奴になってるってんなら、今まで以上に言葉を交わしてどういう奴なのかってのを知っていかないといけないな。



「……そしてそれは、人相でもなく行動でもなくアンタの人柄によるものだ。見た目なんてきっかけに過ぎない、他の誰でも無いアンタだったからこそ、あの子の支えになることが出来てるんだよ」

「色んな要素が集まって、結果的に俺だからこそサーシャを救えてる……か。ありがとう、リディさん。とんでもない思い違いをしてたみたいだ」

「分かってくれれば良いんだ。ふぅ……凄い焦ったよ。けど、これならやっぱり安心かな」

「安心? ……あ、そういやまだ本題を聞いてなかったな。すまん、大分話を脱線させちまった」

「いやいや、ちっともそんな事は無いよ。今のも含めて前置きだったんだ。むしろ、今の内にシュウヤさんが抱えてた想いを知れて良かったよ。……実はね、シュウヤさんに一つお願いがあるんだ」

「聞かせてくれ。俺に出来る範囲なら叶えてやる」

「うん、分かった」


 今の俺の思い違い、それが深く関係してくるってことか。けど、それって一体何だ?安心ってーー




「あんまり引き延ばす気があるわけじゃないし、単刀直入に言わせてもらおう。今じゃなくて良い、将来的な話なんだけど……サーシャを嫁にもらってやってほしいんだ」

「………………」



 ………………はい?

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