第25話 黒宮流戦闘術
剣戟を交わしながら、俺は鑑定眼でカストロのステータスを覗き見ていた。
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〈名前〉:カストロ・ライナー 〈年齢〉:52
〈種族〉:人族 〈性別〉:男 〈属性〉:土
〈状態〉:激昂
HP:□□□□□□□□■■1900/2400
MP:□□□□□□□□□□1200/1200
LP:□□□□□□□□□□2600/2600
〈基本技能〉:剣術(大)、大剣術(大)、槍術(大)、棍棒術(中)、盾術(大)、体術(大)、拳闘術(大)、威圧(大)、気配察知(大)、殺気感知(大)、統率(大)、騎乗(大)、解体(中)、異界言語理解
〈魔法〉:土属性魔法(大)、無属性魔法(中)
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騎士団長というだけあって、中々ステータスは高いみたいだな。見た目からしてもそうだが、ガランやサーシャとは大きな差がある。
大剣術に槍術に棍棒術……。俺があんまし得意としてない武器ばっかだ。いやまあ、俺はあくまで爺ちゃん達の戦闘術しか知らないし、エージェントが使わないような武器を使えないのは当たり前なのだが。
魔物との戦いでそっち方面の技術が必要になってくるなら、この先生きていくに当たって身に付けなくちゃいけなくなるかもしれんな……。このことは良く覚えておいた方が良いだろう。
それにしても……激昂か。
見た目通りそれは分かるんだが……状態? 何だこれ。確かに鑑定眼の説明にそんなのあったけど、今まで表示されてなかったろ。
意識を集中させると、説明文が浮かび上がってくる。
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『状態』
対象の生物が異常な状態に陥っている際にのみ表示される。平時には表示されない。毒・麻痺・混乱・興奮・激昂等がある
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あれ? 何か思ってたのと違う。
疲労は? 魔力欠乏症は? 死にかけは? どう考えたってそういうのも「異常」の中には入るだろ。
もしかして、そういったのは「平時」の中に入るのか?まさかそんな……。
……いや、有り得るかもしれない。疲労も魔力欠乏も、広く言えば生命活動の一貫だ。この世界で普通に生きていれば、誰だってなる状態。
生きていることはあくまで平時なわけだから、異常とは取らない……ってことか? ややこしいなおい。
まあ良いか、そこら辺はHPとかの表示で分かるし。それがあるからこそ、省いてるっていうのもあるのかもしれないな。
「がぁぁぁあああああ!!!!」
「ふっ!」
鑑定結果を横目で見つつ、カストロの攻撃を打ち返し防いでいく。数多の金属音が響き、その度に火花が散っていくが、一発も俺の体に届くことは無い。
一見カストロの方が図体は優れているようには見えるが、筋肉が凝縮されている分、地の力では俺の方が上。いくら強く剣を叩きつけられようが、その分強く打ち返すだけで終わる。
「がぁっ!?」
攻撃を防ぐ合間にカストロの腹を剣で殴り付け後退させる。勝負が始まってから既に数分が経過しているが、ずっとこの行程の繰り返し。
力量差は理解しているはずなんだが……途中から、カストロは口元に不敵な笑みを浮かべている。何か隠し玉でもあるんだろうか。
「どうした? 俺を殺すんじゃなかったのか?」
「ああ……そうさ。出来れば素の状態でやりたかったんだが……どうやらそうもいかねぇみてぇだな」
……素の状態?
「何をするつもりなのか知らんが……やるならさっさとやったらどうだ? いい加減つまらなくなってきたんだが」
「てめぇ……フン、まあいい。減らず口を聞けんのもここまでだ。ーー身体強化!」
その言葉が終わるか終わらないかといった時に、カストロから感じる圧力が高まった気がした。
身体強化……身体能力を引き上げる無属性魔法か。才能がある者しか使えないっつー話だが、こんな奴も該当するんだな。笑ってたのはこれがあったからか。
「身体能力を強化……か。魔法の世界に来たばっかのガキを相手に、大人げないにも程があるんじゃないか?」
「うるせぇ! てめぇは……何がなんでも叩き潰さなきゃ気が済まねぇんだよ! 無能のくせにでけぇ顔しやがって!」
ハァ……国を守る騎士団長にあるまじき顔をしてるのが、自分で分からないのかね。周囲の兵士を見てみろ。俺を袋叩きにしようとした奴らですら、若干引いてやがるぞ。
ま、激昂してる状態じゃあ周りが見えないのも仕方無いか。部隊のトップとしては明らかに失格だが。
「そうかい……好きにしな。まあでも、こっちは二つ程感謝しなきゃならないかもな」
「あぁ? 感謝? 何を期待してるか知らんが、言っておくが一発で気絶させるなんてことはしねぇぞ。てめぇはゆっくりいたぶって、身の程ってのを弁えさせなきゃならんからな」
「……いや、お前こそ何を勘違いしてんだ。一つ目は、身体強化の実例を見れる分魔法の練習が少し楽になるってこと。そんで、もう一つは……」
腕をだらんと下げ、体を半身に構える。俺のーー本来の戦い方をするために。
「強くなってくれたおかげでーー正面から力比べなんていう、無駄な手加減をする必要が無くなったってことだ」
「…………は?」
膝の力を一瞬抜き上半身を倒しながら強く踏み込み、一気に肉薄する。カストロもそれに応じ、攻撃を放ってきた。
身体強化の分、力も速度も手数もさっきに比べて跳ね上がっているのが分かる。まともに食らえばただでは済まないし、正面から受ければ剣ごと吹き飛ばされるだろう。
だが……それはあくまで、まともに受けた場合だ。
「なっ……!? これは……」
先程とは打って変わって、カストロからの攻撃は全て衝突の瞬間に剣を傾け完璧に受け流す。一方、こちらからの攻撃は更に激しさを増す。
カストロもそれに対し必死で応戦するが、俺の攻撃を捌き切ることは出来ていない。薄皮が切れ服に鮮血が滲み、傷が一つ増える度に顔を歪めている。そして……段々と手数が減り、防戦一方になっていく。
仕方の無いことではあるのだろう。確かに身体強化で強さは増しているし、殺意の分力も普段より更に増しているだろう。
だが、それでも俺に追い付くことは出来ない。打ち勝つことは出来ない。何故なら……今のカストロは、自らの戦法を封じられているのだから。
(鹿島流・二の太刀ーー風水)
攻撃の合間を縫い、流れるように胴体のあちこちを切り裂き。
(神鳴流・三の太刀ーー衝波)
上半身に意識が行っているカストロの足を剣の腹で連打し。
(時雨流・四の太刀ーー藪雨)
足がふらついたカストロの腕に向かって突きと斬撃を連発し、剣を握る力を弱めさせ。
(最上流・一の太刀ーー鬼哭)
一瞬だけ腕の力を抜き、その分力が増した強烈な一撃を剣の上から加え、カストロをガードごと吹っ飛ばす。
地面に転がったカストロはすぐに立ち上がるが、ダメージが深いようで体の軸がぶれている。疲労と身体強化の使用による魔力欠乏により、激しく肩で息をしてもいる。
最初の打ち合いで体力は削られているのに、更に何分も俺の本来の剣を受けたのだ。むしろ持った方だろう。
「ハァ……ハァ……、クソっ……。何……だよ。何なんだよ、お前のその剣は!」
カストロは声を張り上げるが、戦闘の前に比べて明らかに弱々しい。もう一押しだろうか。
剣? お前らが渡した量産品だけど、何か問題が?
……という冗談はまあ置いておいて、長年騎士団長として魔物と戦ってきたであろうカストロがボロボロになるのも分かる。だって、斗真爺ちゃん直伝の剣だもの。
黒宮流戦闘術ーー斗真爺ちゃんは俺に剣を教えるとき、自らの戦い方をそう呼んでいた。斗真爺ちゃん本来の動きーー黒宮流剣術に加え、新たに出会う流派も含めた斗真爺ちゃんが知る限りの全ての流派の動き、そして各流派の動きを混ぜて独自に作り出した動き……それら全てを自在に使いこなし、あらゆる敵を打ち倒す。俺は戦う際基本的には型の無い全局面対応形式を取っているが、剣を取りまともに戦う場合は専らこの方法を取っている。
戦えば戦うほど、相手の動きをも自分の物とし強くなる。それが黒宮流戦闘術であり、斗真爺ちゃんが辿り着いた境地でもある。
知る流派全てを混ぜるのではなく、混ぜた物も元のままの物も、全てを使いこなす。これが重要。
何故斗真爺ちゃんがこの戦法を使っていたかというと、それは一般の剣術には弱点があるからに他ならない。
一人の人間の戦い方、そして剣の流派……そこには、それぞれ決まった呼吸とリズムがある。自らの戦法や流派を極めるというのは、その呼吸とリズムを身に染み付かせることでもあり、反復練習を積み重ねることで次第に反射的に決まった動きを繰り出すことが出来る。
達人と呼ばれる者達が鮮やかな動きが出来るのは、相手の攻撃に対し最大限効果を発揮する動きを反射的に繰り出しているから。だからこそ、流派は極めれば極める程強くはなる。
……だが、どこまで行っても最強にはなれない。何故なら、流派を極めるというのは、決まった呼吸やリズムに縛られることも意味するから。
一つの呼吸やリズムに縛られるということは、次の攻撃の種類やタイミングを読み取られてしまうということでもある。
実際腕のある者同士の戦いでは、強さをただ単にぶつけあうのではなく、相手の呼吸を読み如何に攻撃を先読みするかが重要になってくる。そして、流派としての強さではなくどちらの先読みが優れているか、というのが勝敗を分けることが多い。流派を極めたところで最強にはなれない、というのはそういうこと。
斗真爺ちゃんはそこに目を付け、「ならば予測されないように、多数の流派の動きを身に付け、戦いの最中で相手の攻撃に対し自在に切り替えよう」と考えたわけだ。
一つの攻撃を繰り出したかと思えば、次の瞬間には全く違う呼吸やリズムの攻撃が別の場所から飛んでくる。変幻自在、予測不能、そして一撃一撃が必殺の剣ーーそれが黒宮流戦闘術。
……うん、言いたいことは分かる。確かに理屈的には最強にはなれる。だけど、普通に考えたら頭おかしいとしか取られないよ、爺ちゃん。
多数の流派を身に付け切り替えるってことは、普通なら流派同士の呼吸やリズムが混じってしまい訳が分からなくなる。一つの流派の動きをするつもりが、別の流派のリズムを辿ってしまい、技は乱れ不発に終わる……ということが多発することになる。
そんなもの、最早剣とは言えない。剣の初心者にすら劣ることにも繋がり、乱れ続けた結果剣どころかまともに戦うことすら出来なくなるだろう。
……だが斗真爺ちゃんはそれを成功させ、見事身に付けてしまった。それも技術の吸収力が明らかに落ちているであろう、三十を越えた後に。これに関しては、斗真爺ちゃんが真面目に天才だったとしか言いようが無い。
ちなみに俺はというと、吸収力に満ち溢れた幼少期にいきなり多数の流派を突っ込まれたおかげで、各流派の動きを少しずつ鍛え上げ、かなりの時間をかけて身に付けることが出来た。十年という長い間で、人間やれば出来るということを一番実感したのは、この黒宮流戦闘術を身に付けられた時だと思う。
まあ、それは置いといて……。ともかくこの黒宮流戦闘術、相手にとっては厄介極まりない代物なのだ。
次どんな攻撃が来るか分からない以上迂闊に攻めることも出来ず、直前で軌道が変わるから防御することもかなり難しい。仮に完璧にこなそうと思えば、大抵の場合軌道の変化に対応するために全集中力を注ぎ込まなければならず、あまり攻撃を仕掛ける事も出来なくなる。
強いというのもあるが、同時に相手を精神的に追い詰める剣なわけだ。自分で使っといてなんだが、かなりえげつない戦法だとは思う。
尚、カストロが身体強化を使う前は、攻撃を全て読んで同じ力・同じ速度・逆のベクトルの攻撃で全て打ち消しておいた。振り下ろしに対しては重力分少し強めに振り上げる、っていう感じに。
いきなり黒宮流使っても悪くは無かったんだが、鑑定眼を得て初めての戦闘だったわけだし、剣術(大)がどの程度の物なのか確かめておきたかったのだ。やっぱり文面だけじゃなく、自分の身で体感してこそ意味があるからな。
……それにしても、さっきの様子を見るにカストロは俺のその対処の仕方にまるで気付いていない。剣の道を歩む者なら、相手の剣筋を見極めるのは鉄則なはずなんだがな……。
これでようやっと理解出来た。確かにカストロは剣をある程度振るえるし、魔物とだって戦える。
だが、それはあくまで上手く振ってるだけだ。強いことは強いが、剣術というものを全く理解していない。
騎士団長ではあるが、どこまで行ってもこいつは剣士ではない。……これ以上付き合う意味も無いな。
「さあね。お前の質問なんざに答える気は無い。……さて、そろそろ終わりにしようか」
「何が終わりだ……俺はまだ……!」
カストロは震える体を何とか奮い起たせ、俺を睨み付けてくる。威勢は良いが、プライドが許さないってんで立ち上がってるだけだろう。身体強化も既に切れてるし、さっきのような覇気も感じない。
「そうか。じゃあ、最後にお礼でも返しておこう。身体強化を見せてくれたことに対する、な」
「お礼……だと……」
「そう身構えるな。別にこれ以上痛みつけるつもりもない。なに、少し良いものを見せてやるだけだ」
俺は一歩踏み出し、そしてーー今まで抑えていた気配に加え、膨大な量の殺気を放った。わずか数メートルの距離にいるカストロのみならず、周りにいたクラス連中や倒れた兵士もそれに飲み込まれ、揃って硬直し殺気の中心である俺のいる場所を見た。
……が、そこには既に俺の姿は無かった。
次の瞬間、カストロの体は宙を舞い仰向けで地面に叩きつけられ、その顔のすぐ横の地面に俺の剣が勢いよく突き立てられた。何が起こったのか全く理解出来てないようで、カストロは呆然とした顔で俺を見ている。
絶影ーー刃雨爺ちゃんが最も得意としていた技であり、同時に俺が十二にして身に付けた例の秘術でもある。膨大な量の殺気を放出……と同時に切り離し、本体は気配を消し行動。相手が殺気に気を取られて隙を作っている内に肉薄し奇襲をかけるという、暗殺がスムーズにいかなくなった時に強引に突破するために編み出した技らしい。
この技の恐ろしいところは、何と言っても根本的な回避が不可能という点。初心者なら殺気に怯えるのは言わずもがな。戦いの熟練者であるなら、熟練すればするほど殺気には敏感になってしまうため、かえって効果が増す。
実際、最強と言われた斗真爺ちゃんや秀穂爺ちゃんですら、絶影が来ると分かっていても引っ掛かることには引っ掛かる。まあその後すぐに立ち直ってギリギリ攻撃を防いでいたので、如何に早く立ち直れるのかは本人の胆力や反射神経次第なんだろう。
ただ、この技は気配を操る技能を極めた者にしか扱えないため、当然のことながらそう簡単に真似することは不可能。俺が知っている中で使えるのは俺と刃雨爺ちゃんのみ。斗真爺ちゃんに秀穂爺ちゃん、そして元司令官も扱えなかったことから、習得の難易度は分かると思う。
また、どんな奴だろうと殺気に全ての気を取られている時間はそう長くないので、その間に攻撃を仕掛けられる範囲よりも外にいる奴には使えない、という欠点もある。秀穂爺ちゃん直伝の歩行術を駆使して一応距離は伸ばせるが、それでも当然限界がある。達人相手だと精々数メートル程度かね。
まあそういう時は殺気で脅かすだけで良いし、欠点を補って余りある性能なので文句は無いが。
そんな感じの技を今回使ったわけだが、勿論カストロをただ倒すだけならこいつを使う必要は無かった。いや……ただ倒すだけで済むなら必要無かった、と言った方が良いか。
というのも、黒宮流を使ってボコボコにしたところで、また何かと難癖をつけて絡んでくる可能性があったからだ。こないだは調子が悪くて~、とか。
監督云々の時のセリフを吐いてくるような奴なら、そういうことをしてくることだって十分考えられる。こっちは二度と関わりたくなんて無いわけだし、そういうのは真面目に勘弁してもらいたい。
だからこそ、「お前如きがどんな手を使おうが、正直いつでも殺せるんだぞ」という風なイメージを染み付かせておいた方が、後々再戦を挑んでくるような可能性が無くなって楽なのだ。てなわけで、お礼ついでに徹底的にやらせてもらった。
……何? お礼になってない? そんな細けぇこと良いんだよ。
ついでに今回のことがトラウマになって、俺を恐れて近付きすらしてこないようになってくれたら尚ありがたい。
「……………………」
剣を引き抜いた俺を、カストロは仰向けになったまま呆然と見つめていた。恐怖に理解不能に逃避……そんな意志が目には浮かんでいた。開幕の慢心っぷりが嘘のようだ。
下に見ていた奴にボロ負けして、慢心が崩れ去って自信喪失……憐れなもんだな。
慢心することほど馬鹿な行為は無いーー俺はかつて、爺ちゃん達にそう教わった。相手が自分より弱く見えるから……、実際自分より実力は下だから……、そんな判断で慢心するなど馬鹿のやることだと。何故なら、例え相手が自分より弱かったとしても、勝敗とは終わるまで分からないから。
窮鼠猫を噛む、ということわざがある。例え弱かろうと強者を打ち破ることもあるという意味だが、俺は誰よりもこの言葉を理解している自信がある。実際ずっと鼠の立場で、爺ちゃん達に一泡吹かせようと頑張ってたわけだからな。
だから俺は、こんな奴と違って誰が相手でももう油断することは無い。例え勝ちを確信していても、戦いとなれば一瞬たりとも気は抜かない。人生で二度も油断してやられたなんてなったら、それこそ爺ちゃん達に顔向けが出来まい。
……まあ俺の場合、そもそも確信は出来ても慢心なんて普通出来るはずないんだけどな。散々爺ちゃん達にボコボコにされてきたのに、今更どうやって驕り高ぶれというのか。
「……ふむ、様子を見すぎてちと時間かかっちまったな。お前はとっとと終わらせるとしよう」
カストロの憔悴しきった顔を見つつ立ち上がり、近付いて来る影に目を向ける。そこには俺を強く睨んでくるブロディがおり、手にはカストロとは違い灰色の大剣が握られている。
さて……こいつはどんな手を使ってくるのかね?
難しい漢字や、読み方を間違えそうだと判断した文字にはルビを振ることにしました。
今まで投稿した物に関しても随時行っていきます。
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