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シーカーズ ~大器晩成魔法使いの異世界冒険譚~  作者: 霧島幸治
設定資料集 随時更新 (ネタバレ注意)
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ステータス編(二章34話時点)

作中にもある文をまとめた他、いくつかの裏設定や事情を載せてあります。



全部まとめると文字数が多すぎて見にくいので、いくつかの項目に分けて投稿という形になっております(機器の問題で、まとめると処理落ちして編集すらまともに出来ないから分けている、という裏事情もあり)。

【ステータス】

 対象の生物の複数の詳細情報が一覧で表示されたもの。対象が非生物の場合、ステータスではなく名前と概要のみが表示される。死体も同様。


 鑑定眼により覗き見る事が出来るが、本人の目には一覧で見えていても一々全部書くと完全にコピペとなってしまうため、文中では基本的に一回全表示した人間のステータスは次回より必要な箇所だけ書かれるものとなっている。変に字数増やしたいわけじゃないですし。



 ステータスを構成する要素は、名前・年齢・種族・性別・属性・状態・HP・MP・LP・基本技能・異能・魔法の十二個の要素の内該当するものが表示される。パワーやスピードに関しては書かれていない。尚、動物や魔物の場合HP・MP・LPは確定で省かれる。


 省いた理由は簡単、あっても意味が無いから。HP・MP・LPは自分や他人の現在の状態を詳しく知るための便利要素として設定したものであり、数字の差は基礎性能の差を大まかに知るためのもの。

 しかしこの差が上手く機能するのはあくまで人間間での話であり、動物等との差を割り出したところで、そもそもの種が全然違う以上知ったところで比べようが無い。勿論設定は出来なくもないのだが、適当に高く設定しまた読む際も読者様方だけでなく筆者本人ですら適当に流すのが目に見えているため、それならハナから無くした方が楽だろうという魂胆である。


 状態を知る点に関しても、修哉的にはどれくらい疲れていたり怪我をしているかは見れば何となく判断出来、生死に関しても鑑定眼を使えばすぐに分かる(死体になった瞬間に画面が切り替わるため)。また、今の修哉にとっては動物や魔物イコール基本殺すもの、相手によっては協力関係程度を結ぶ存在でしか無いため、詳しく状態を知る必要がそもそも無かったりする。以上のことより、HP・MP・LPはカットしております。



『名前』

 人間の場合:基本的に本名で表示されるが、対象と親しくあだ名など別の名前で呼んでいる場合はそちらが優先される。自ら相手に名前を付けた場合も同様。例えば、サーシャはサーシャ・ルーツィエと表示されるが、修哉が仮にドジっ娘メイドと日常的に呼んでいればそう表示されるようになる。


 動物や魔物の場合:基本的に種族名がそのまま表示される。ただし、親しい誰かに名前を付けられている場合はそれが表示される。例えば、ポメラニアンはポメラニアンと表示されるが、飼い主がポチと名付けている場合はポチと表示されるということ。



『状態』

 対象の生物が異常な状態に陥っている際にのみ表示される。ここで言う「異常」とは、あくまで通常の生命活動時に起こりうるものとはかけ離れたものということであり、疲労や魔力欠乏などは表示されない。また、その存在にとっての通常状態からかけ離れたものなので、生まれもっての病気や障害、また体の部位欠損等はこれには含まれない。こういった区別の仕方だったからこそ状態異常耐性の作成は成功したのであり、逆に区別されていなければ失敗して代償を負うことになっていた。


 代表的な例だと毒・麻痺・混乱・興奮・激昂・泥酔等が挙げられる。ちなみに狂化中はこの内の興奮や激昂状態に当たり、状態異常耐性と真っ向からぶつかる形になってしまうのだが、異能にも優劣が存在し狂化中は状態異常耐性を使っても鎮静されることは無い。これにより、同時使用して運動能力を強化したまま解毒をするということが可能になっている。



『HP』

 体力量。減少に伴い肉体の動きは鈍くなり、零になると強制的に意識を失う。修哉が初日の夜ぶっ倒れたのはこの値が一旦零になったことが関係している。

 時間経過により回復。というよりも、生命力に関係する以上体力回復系の能力は作成不可なため、時間経過以外に回復は不可能と言うべきか。



『MP』

 魔力量。魔法を使う度に減少し疲労が溜まっていき、残量一割を切ると魔力欠乏症となり例の症状が始まる。一度陥ると、一割以上になっても一~二時間は全快することは無い。


 症状は人それぞれであり、魔力の最大量によって程度は変わる。一般の人間の場合は目眩や全身を襲う脱力感程度で済むのだが、修哉始め勇者レベルになると猛烈な吐き気や虚脱感となり、精霊使いレベルだと陥った瞬間にショックで気絶しかける。まあ零を下回るとどのみち大体の人間が気絶するのだが。


 この症状は何も嫌がらせではなく、自身の肉体の防衛本能によるもの。魔力は使い過ぎると零を下回り生命力ーー自らの命をも削ることになるため、そうならないように予め一歩手前で魔法の使用を止めさせるようにしているのである。事実、極一部の例外を除き魔力欠乏症の最中は一切の魔法を使用する事が出来ない。


 時間経過により回復。また、修練により回復速度を早める事が出来る。HPと同じく生命力に関係するため、魔力回復系の能力は作成不可。



『LP』

 生命力量。この値が大きければ大きい程、肉体の自然治癒力は増す。値はHP+100~200と決まっている。

 通常時に最大値より減少することは無いが、HP・MPが零になった上で、更に消費されるような事態があった場合、これがその不足分を強制的に補うことになる。この値が零になった場合、その存在は死を迎える。


 時間経過により回復はするものの、HP及びMPと比べると同時間内での回復量は数分の一程度。尚、減少時の自然回復はHP・MPよりこちらが優先される。生死に関係する要素のため、これを回復させる能力等は作成不可。



『基本技能』

 対象の生物が先天的に持つ才能、及びそれまで辿ってきた生の中で後天的に身につけた技術の総称。レベルに関しては小から極の五段階であり、それぞれ


 小:脱見習い

 中:素人とも玄人とも呼べない微妙な感じ

 大:常人なら十年~数十年修練を積んだ結果身に付く力。武術で言うなら師範代を勤められる位

 超:いわゆる達人と呼ばれる者達

 極:常人では辿り着けない領域


 と区別されているが、あくまで目安なのでその限りではなかったりもする。見習い段階で止めてしまった場合は技能としての形は成さないので、冒険者夫婦に育てられながらも途中でレミールに引き取られたサーシャは武術の技能を持っていなかった、というわけ。



 尚、流派などといった細かい表示はされず、剣術は剣術体術は体術とひとまとめにされるため、相手がどんな動きをするのかまでは見ただけでは詳しくは分からない。どんなものを扱えるのかまでは教えてやるから、後は自力で何とかしろってことですね、はい。



『異能』

 魔法に含まれない能力の総称。例え魔力を用いていようとも、魔法と異なるプロセスで発動する能力はこちらに含まれる。使用時は基本的に体力を消費というのが原則であり、極一部を除いて永続的な使用は不可能。


 尚、作中では現時点では明言されていないが、練度によって消費量は多少変動するという裏設定もある。これは初期はまだ異能に慣れておらず肉体の方が振り回されており、必要以上に体力を消費してしまっているため。そして、ある程度使いこなせるようになれば肉体も付いていけるようになり、本来消費すべき量のみを消費するようになるというわけ。……そこまで辿り着くのには何年もかかるんですけどね。



能力生成(スキルメーカー)

 修哉の一番目の異能。異世界召喚初日の夜に突如無意識下で発動し、生成された鑑定眼によって存在が明らかになった。何故修哉がこんなものを持っているのかは現時点では明かされていない。


 自らがイメージした通りの能力を作り出す能力であり、字面だけ見れば単なるチート能力にしか見えないのだが、いくつもの欠陥を持つため無双することは未だ出来ていない。



 生成においては大きく分けて二つの原則が存在する。

 一つ目は消費。生成の正否に関わらずHP及びMPの最大値の九割を消費し、不足分は生命力を消費して補う。生命力は体力や魔力よりも回復に時間がかかる上、一旦減ってしまうと他を差し置いて最優先で回復に回されるため、HPやMPが全回復していない状態で下手に発動すると初日の修哉のようになる。


 二つ目は代償。生成の際には五つの条件が存在し、使用においてどれか一つでも反した場合代償を負うこととなる。条件は以下の通り。


 一:生成する際、その能力の内容や使用においての具体例を正確にイメージしなければならない(自分でも良く分からないような曖昧な内容の能力はアウト)。

 二:自身が過去から現在まで存在した世界、その全てにおいて原理的に再現不可能な現象を直接生み出す能力は生成不可(分かりやすく例を挙げれば、身体構造的に無理なものは無理。修哉は人族である以上、新しく翼を生やして飛ぶとかいうのだったり、魔物みたくブレスを吐いたりするのは無理ということ。身体構造が関係無い異能とかだったらOK)。

 三:生死に関係する一切の能力に関しては生成不可。

 四:生成の際は系統外故の制限を負うものとする。

 五:生成の正否に関わらず、使用後は再使用まで十四日間の休止期間(インターバル)を必要とする。



 代償の内容としては、失敗したその瞬間から高熱・筋力低下・HPMPの最大値減少の三つの効果が同時に起こり、十二時間経過・十八時間経過・二十四時間経過により一つずつ改善していく。あくまで反動としてなるべくしてなるものであり、状態異常認定はされていないので、時間経過以外に治す方法は無い。


 代償中は基本的に戦闘が不可能であり、更に失敗した時点で強烈な頭痛により意識を失ってしまうため、これこそが修哉の唯一にして最大の弱点となる。超ハイリスク超ハイリターンというわけ。



 こんな感じで強大である一方鬼畜極まる能力なのだが、実は大きな抜け穴が二つほど存在する。その内の一つが能力の程度。


 条件二つ目により原理が存在しない能力は生成不可なのだが、各能力の程度の限界とは使用者によって決まるのであって、能力自体が限界を定めているわけではない。つまり、程度の問題で見ればどれだけ現実的に再現不可能だろうと、原理さえ存在する能力なら既存の枠組みを越えた現象を引き起こせるということ。例としては、ヒュドラやロックワームを相手にした際の狂化による暴走、状態異常耐性による状態異常の即時無効化等。


 二つ目の穴に関しては未だ明言はされていないが、単に修哉が気付いていないだけで既に攻略してしまっている。さて、それに気付くのは一体いつになるのやら……。



「鑑定眼」

 修哉の二番目の異能。使用することで生物ならステータス、非生物なら名前・概要のみが表示される。ステータスの場合、第一画面(一覧として出てくるやつ)のみ、詳しく調べたい部分に意識を集中させることで詳細が表示可能。


 指定した対象の情報を読み取るものだが、この際の対象の数に上限は無く、例えば目の前に十人いたら十人のステータスを同時に表示することが出来る。また、一度表示した情報は意図的に消さない限り、対象から顔を背けようが表示し続ける事が可能(勿論鑑定眼そのものを解除すれば消滅する)。騎士団をボコった時に全員のステータスを把握出来たのはこの仕組みによるもの。



 射程距離は特に定められていないが、代わりに使用において二つほど条件が存在する。

 一つ目、視界内に入ったものに対してしか使えない。背後から迫ってくるものの正体を見ずに知ったり、遮蔽物の向こう側に何があるのかを知ったりすることは出来ない。


 二つ目、対象にしたものがどういうものなのかを認識していなければならない。どんな色や形をしているかなどといった概要を予め知っている必要があり、例えば遠くの良く見えないものの正体を知ったり、真っ暗闇の中で目の前のものが何であるかを知ることは出来ない。



 尚、修哉が危惧している通り異世界には鑑定眼と同質の能力が存在する。果たしていつ頃出てくるのか、筆者にも良く分かっていない(かなり先の話なので)。少なくともキュレム王国内にはいません。



「偽装」

 修哉の三番目の異能。指定した対象に自分のイメージした幻を被せ、視覚的な偽装を施すもの。能力を解除しない限り本来の姿が他者に見える事は無く、使用者本人は事実と幻どちらを見るか自由に選択することが出来る。


 あくまで別の物に見せかける能力なので、何も無い場所に何かを生み出したり、或いは姿を完全に消すといったことは不可能。また誤魔化せるのは視覚のみであり、他の五感や直感にまで働きかけるわけではないので、視覚ではなく嗅覚や直感中心で生活する系の奴らにはあまり効果が無い。あくまで幻覚を被せる形になるので、元の物に比べて幻覚の方が大きくなければ大して意味は無いというのもある。



 体力の消費量に関しては、偽装の内容によって変動する。要素としては対象の性質・大きさ・使用時間・偽装内容の四つが存在し、それぞれ[簡単に目につくかどうか]・[どれくらいの大きさか]・[どれくらい長く使用するか]・[どれだけ大元の姿と幻がかけ離れているか]、といったところ。


 修哉が自らのステータスに施した偽装は、鑑定しなければ見れない以上普通は目につくはずもなく、更に軽くいじっただけなので単位時間あたりの消費量はほぼ零。これにより、修哉は覚醒時睡眠時問わず常時偽装をかけ続けている。



 尚、これに関しても鑑定眼と同じく同質の能力が存在する。果たしていつ頃(ry。



「状態異常耐性」

 修哉の四番目の異能。状態異常に対し適切な対処を瞬時に行い無効化する優れもの。風邪なら白血球によるウィルスや細菌の即時撲滅、毒物なら抗体生成による排除、興奮や激昂といった精神異常ならホルモン生成により鎮静、といった感じ。


 一見便利なだけで何てことない普通の能力のように思えるが、実際は他の異能に負けず劣らずの化け物染みたもの。ヒュドラ戦において修哉が無効化した毒は常人なら即死レベルのものであり、普通なら抗体の生成など到底間に合わない(というか多分そもそも作れない)。そして、ヘルハウンド夫婦が修哉に会う前にボコボコにされたのもこの毒により動きを奪われた面が大きかったりする(それによって抗体が身に付いたからこそ、クロトやシズクは毒物耐性が身に付いていた)。


 死なずに耐えていたヘルハウンドもヘルハウンドだが、そんな劇物を初見で対処してしまったのがこの異能ということ。修哉は「あー、作っといて良かった」で済ましているが、実際はそんなレベルではないというのを自覚していただきたい。



 尚、この異能は状態異常になって初めて効果を発揮し対処を開始するものであり、発動しているだけでは待機状態でしかないので体力は消費されない。この仕組みを利用して、修哉はいつ何があっても良いように偽装と同様状態異常耐性も常時発動している。



「狂化」

 修哉の五番目の異能。ホルモンの分泌量を操り、運動能力の異常な強化を行う能力。発動中は痛覚も麻痺するというオプション付きであり、担当場所が違うため身体強化(ブースト)との併用が可能。

 興奮時に人体が反射的に起こす現象を再現したものだが、状態異常耐性と同様程度がぶっ飛んでいるため、ロックワームの甲殻を砕いたりヒュドラの触腕を弾き続けるといった芸当が可能となった。


 非常に強力な能力ではあるものの、強化の度合いが上がれば上がる程理性を失っていき、最大まで強化すれば冷静な判断など殆ど出来なくなるという難点がある。ある程度使いこなせるようになれば冷静な思考だってしやすくなるものの、現時点の修哉では並列思考(マルチタスク)を駆使しなければ最大強化状態で戦うことは不可能。

 ……というか実際はまだそれすら危うい段階であり、ヒュドラ戦のは単に運が良かっただけ。そうでなかったらいつ触腕によってミンチになっていたかは分からない。


 尚、使用中は痛みのみならず全般的に感覚に対し鈍くなり、不快感に満たされていてもある程度普通に活動出来るため、魔力切れ状態でも多少なら魔法を使う事が出来る。ヒュドラに止めを刺す際身体強化(ブースト)を使えたのはこの異能によるもの。



「映像記憶」

 修哉の六番目の異能。発動中視界に映った情報をそっくりそのまま保存し、後で自由に引き出して見返す能力であり、通常の記憶とは違い以後永久に忘れる事は無い。モデルは言うまでも無し。


 極めて優れた能力ではあるものの、忘れる事は無いとはつまり忘れる事が出来ないという事。また、情報ではなくあくまで映像として保存するので、情報を得たい時はその中から頑張って探さなければいけない。


 作中で修哉が例えている通り、消去不可能なPDFファイルを大量にダウンロードして溜め込み、それを一個一個開いて詳しく見ていくような形になる。情報が似通っていたり重複していたりすると発狂ものなので、そうならぬよう事前に情報の整理を行っていなければならない。



「反響定位」

 修哉の七番目の異能。あらゆる音を聞き分け瞬時に計測し、目で見ずとも周囲の状況を細かく把握し、一定範囲のマップを脳内に描く能力。簡単に言えば人間探知機である。


 弱点らしい弱点は無いが、強いて言えば修哉自身の聴力に依存したもののため、耳が機能不全に陥っている時は使用出来ない(当然っちゃ当然)。また、爆音により音が上手く聞き分けられない場合も使用出来ない。


 ちなみに、今言った通り聴力が深く関係するもののため、そこら辺の根本の性能が向上すれば有効範囲は広がっていく。作ったばかりかつ素の状態ではざっと半径三百メートル程といったところだが、果たして……。



「煉獄の息吹」

 修哉がスラーンド森林帯で出会った雄のヘルハウンド、クロトが持っていた異能。ヘルハウンドは本来、ブレスを一つの弾にして撃ち出すか撒き散らして牽制するかといった使い方をするが、この異能の場合炎を超圧縮して撃ち出し暴発させることで、広範囲を一度に焼き尽くす事が可能。かなり強力なものであり、威力に関してだけ言えば精霊魔法ですら遠く及ばない。



 ただ、その分難点も多い。かなりの集中力がいるため圧縮の最中は殆ど動けず棒立ちになったり、溜めるのに時間がかかったり、暴発させる分射程が短かったり(溜め時間延長で改善可能)。実戦で使用するなら誰かがヘイトや時間を稼がなければならない。


 また撃った後も問題であり、かなりの体力が持っていかれるのと一旦体を冷まさなければならないため、使用直後はあまり動くことが出来ない。他にも喉が焼け爛ただれるためしばらくはブレスを撃ったり吠えたりすることが出来なくなる。時間経過により回復。



 実はこの撃った後こそが最大の難点であり、大抵のヘルハウンドは反動による損傷が治らずやがて命を落としてしまう(中途半端に圧縮させ不発に終わらせる程度なら誰でも出来る)。そうならないのは同種の中でも特別耐火性と生命力が優れた者のみであり、結果的にごく限られた者のみが煉獄の息吹を異能として身に付け使いこなす事が出来る。


 作中で明言されることは多分無いとは思うが、この異能を身に付けられるヘルハウンドが生まれる確率は1%程度。事実相方であるシズクは持っていないので、そう考えると修哉は随分とレアな出会いをしたと考えられる。



『魔法』

 魔法編に回すので省略。

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