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魔法学校に入学したら、男の娘に俺の○液を提供することになった。  作者: 男の娘を孕ませてあげる会
運命の男の娘
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5

「どう行くんだよ、異次元って……」


 図書館から戻った俺は居間のソファへ沈み込んだ。


 この三時間、半信半疑ながらもホールウェイ魔法学校をググり、異次元への行き方を検索して都市伝説のサイトへ行き着き、図書館に魔術関連の本を読みに行き、マンションに不法に侵入してまでエレベーターで異世界に行く方法を試し……。


 そのすべて結果は芳しくなく、つまりは万策尽きた状態だった。



 自転車とばして図書館やらに行ったし、少し疲れた。

 夜も更けてきたし、仮眠を取ろう。

 アラームをセットしようと、ケータイへ手を伸ばす。

と、


「連れて行ってあげよーか?」

 背後から吐息混じりのか細い、少女の声がした。


 妹の声じゃない声。


 ゆっくりと部屋を見回す。


 当然ながら、俺以外誰もいない。


「こっち……」

 声を頼りに辺りを探って行く。


 声は、玄関にある姿見の中から聞こえているようだった。


「誰なんだ、お前……」

 我ながらどうかと思うが、鏡の中の少女?に尋ねてみる。


「こっちにくれば……わかる」

 声と共に姿見から手が伸び、俺は鏡の中へ吸い込まれた。


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