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魔法学校に入学したら、男の娘に俺の○液を提供することになった。  作者: 男の娘を孕ませてあげる会
運命の男の娘
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2

「わかってるって。

てか、俺は見惚れてねーよ」

箒を動かす手を早める。


 飯野は突っ込まれてもまだ純夏を見ていた。

「水瀬、好きな奴とかいんのかな〜……。

何色のパンツはいてんのかな。

白か……? いや、ピンクとか水色かもしれない。

まさか赤ってことはないよな!?」


 バッと振り返った飯野を、無視して掃除を続ける。


「待てよ?

別に赤でも良くね?

意外とエロくて、頼めばヤらせてくれるってことも……」


「だから、水瀬は男だからエロいに決まってるだろ!

絶対一日三回は抜いてくれる!」

我慢しきれなかったのか、飯野の話に乗り出した後藤を尻目に、俺は掃き溜めたゴミをチリトリに乗せた。


 飯野も後藤も、なんだかんだ言って純夏のファンクラブの一員であり、毎日のようにこんな妄想を垂れ流しているのだった。


「お疲れ、机運ぶの頼んだ」

 チリトリに乗ったゴミを捨て、妄想トークをしはじめた二人に軽く声をかけて帰路に着いた。





 と、まあ、昨日まではこんな調子で純夏についての妄想を聞き、純夏の差し入れを食い、純夏とメールのやり取りをしていた。


 ところが、今朝、毎朝一緒に登校するはずの純夏は、俺を迎えにこなかった。


 放課後、純夏の様子を見ようと、水瀬家を尋ねると、純夏の母親の純子さんは苦笑して俺に言った。


「律斗くん、何言ってるの。

純夏はイギリスに留学しているんじゃない」


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