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魔法学校に入学したら、男の娘に俺の○液を提供することになった。  作者: 男の娘を孕ませてあげる会
交接してください!
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「でも、家のしきたりが」


「じゃあ、そもそも眷属どれいってなんなんだ?」


「従者とか、家来のことです」

当たり前でしょ、みたいな口ぶりで土御門が答える。


「じゃあ、家来とか従者って?」


「主人に仕える僕です」


「僕って召使いのことだろ?」


「はあ、そうですけど」


「眷属=召使いってことになるよな?」


「随分乱暴な論法のように感じますが、律斗様がそういうことにされたいのなら構いません」


お前さっきは保科くんって言ってたじゃねーか!

こいつ徐々に奴隷的な扱いをさせる方針に変えやがった!



「召使いって、単に雇われて働く使用人だよな。そういう立場の人に性的な奉仕を求めるのは違法じゃないか?」


「私がそうしたくてすることなので大丈夫ですよ」


「大丈夫じゃないです。ぜんぜん、大丈夫じゃない。

ある役職の者が、手が空いてるからって本来要求外の仕事をするのはよくないと思うんだよ。

人権的にも経済的にもな。

ほら、ワークシェアリングって言葉があるだろ。

一つの仕事を複数で分担するような時代に、ただの使用人に性的なサービスまでさせるのはさ、性風俗産業に従事する人たちの仕事を奪うことになると思うんだ。

土御門も、関係ない人を路頭に迷わせるようなこと、したくないだろ?」


「ええ……まあ」


話が長くてまともに聞く気が失せていたのか、土御門は俺の顔じゃなく自分の毛先を見ながらどうでもよさそうに気のない返事をした。


それにしても、本当に眷属どれいとやらになりたいなら、ありがたい説法でも聞くような態度で話を聞くのがスジじゃないのか。


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