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魔法学校に入学したら、男の娘に俺の○液を提供することになった。  作者: 男の娘を孕ませてあげる会
運命の男の娘
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男の娘のえっちぃシーンとか、男の娘とのいちゃいちゃ以外は興味ないです^^

って人は、第八部(運命の男の娘-7)まで飛ばして読むといいよ!( ^ω^ )


たぶん飛ばしてもストーリーはだいたい予想つくと思うよ!

 幼なじみの水瀬みなせ 純夏すみかが消えた。

 正確にいうと、俺の幼なじみは別に消滅してしまったわけではない。


 それでも俺からしてみると、失踪してしまったも同然だった。





 昨日の放課後、掃除当番だった俺は、悪友二人と会話しながらダラダラと教室を掃いていた。



「あー、水瀬かわいいなー」

窓から下校する純夏を見て、飯野がうっとりと呟いた。

「保科ぁ、お前幼なじみだろ?

水瀬のパンツとか盗んできてくれよ」


「なんで俺がお前のために犯罪犯さないとならないんだよ」

水瀬についていろいろ言われるのは慣れているので、冷静に返す。



 窓際にいた飯野へ目をやると、俺のいる位置からも純夏の後ろ姿が見えた。


 純夏が歩を進める度に、背中まで伸びた栗色の柔らかそうな髪が沈みかけの日を受けて光る。

 髪を結う小さな白いリボンも一緒に揺れて、思わず目を奪われる。



 純夏は昔から、周囲に常にかわいいと言われていた。


 見た目もその言葉通りの美少女だ。

 肌は白く冬でもすべすべ、豊かに波打つ黒みがかった茶髪がその肌をより白く見せる。

 ぱっちりとした二重の目は長い睫毛に縁取られ、紅茶色の瞳は深く澄んでいる。

 線が細く華奢な身体は、抱きしめると折れてしまいそうな頼りなさ。


 つまり典型的な美少女であり、少女として理想的な容姿の持ち主だった。


 その上頭も良く、成績はいつも学年二十位以内。

 家庭的で料理も上手く、妹と二人暮らしの俺の家に毎日のように差し入れをしてくれている。

 性格は温厚で誰にでも優しく、まさに完璧美少女。


 ファンクラブができるほどの人気者で、まさに学校のアイドル。



 だが、欠点というのは誰にでもあるものである。


「お前ら見惚れるのもいいかげんにしろよ。

どんなにかわいくても、水瀬は男なんだぞ」


 俺と飯野の背後から後藤がツッコミを入れた。


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