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魔法学校に入学したら、男の娘に俺の○液を提供することになった。  作者: 男の娘を孕ませてあげる会
交接してください!
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3

 股間の上で何かがもぞもぞと動いた。


 ビクリとして目を開ける。


 布団がもぞもぞ動いている。


 バッと布団をめくり上げると、同室になったらしいツインテールと目が合った。


「おはよ」特にに慌てるでもなく、俺に朝の挨拶をしてくる。


「お、おはよう?」

場所が場所だけに、ツチノコ的な生物が牙を向いているシーンを想像していた俺は、相手が人間で安堵した。


 ……いや、安心してる場合じゃねえ!


「何やってんだよ!?」

今まさに俺の下着を下ろそうと手をかけている少女の手を、引き剥がした。


「すっきりした目覚めを提供しようかと思って」

真顔でそう言い切った少女の手には、俺のケータイが握られていた。


 画面には、バナー広告のエロさに釣られてダウンロードした漫画が表示されている。

 ちょうど今のこの状況と似通ったシーン。


「返せ!」少女の手からケータイをひったくり、ホーム画面に戻す。「勝手に見るなよ!」


「あーゆーこと、してほしいんじゃないの?」

少女が首を傾げる。


 もちろん、してほしくないわけではないが

「おかしいだろ、いきなりこんな!」


 少女によって脱がされたであろうズボンを履く。

 ふと、視界に窓が映る。

 窓の外は明るく、太陽の光が部屋にも注ぎ込んでいた。


 ケータイの画面で時刻を確認すると、午前五時四十九分と表示されている。


 あー、あのあと寝ちまったのか。

 夕飯すっぽかしたこと、純夏に謝らねえと……。

 でもまだ起きてねえよなあ。



 あ、そういえば俺、こいつ起きたら質問しようと思ってたんだ。


「なあ、お前、名前は?」


「リア。リア・アルカヘスト。

律斗、よろしく」


 何故だか俺の名前を知っているらしい。

 相変わらず無表情で、握手を求めてくる。

 無視するのも気が引けるので、リアと握手をする。

 ひんやりとした手だった。

 肌はきめ細かく、すべすべとしている。


「リア、お前は何者なんだ?」


「調べていいよ」リアはセーラーカラーに通っているリボンスカーフを、するりと外した。


 魅力的な誘いだが、今はそれよりもリアがなんなのか本気で気になる。


 そのまま服を脱ごうとするリアの白く小さな手を制止する。


「リア、真面目に……」


 真面目に答えてくれ、そう言おうとした矢先、ノックの音が部屋に飛び込んだ。


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