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散る花

疲れた…帰ったら寝よう……


どうも龍宮寺スバルです。気力が湧きません。


本編GO↓↓↓↓

「…凛、居るか?」


龍馬は凛の部屋の前で立っていた。


「えっと…どう声掛ければ良いか分からないけど、明日の葬式には出ろよ…?」


「………………」


「…じゃあ俺は学校行くから、明日は来いよな…?俺お前が居ないと寂しいぞ…」


「………ごめんな龍馬、俺のせいで…まただよ……」


「お前は悪くないって何回も言ってるだろ?お前一人で背負わなくていい!なんで毎回毎回一人で背負うんだよ…、俺は仲間外れかよ…」


「お前を仲間外れになんかする訳ないだろ…」


「俺はもう何もかも失いたくない…どうすれば良いんだよ…」


「明日、セバスチャンに呼ばれてる。一緒に行くぞ。」


ドアを開ける龍馬


「失いたくないなら俺を見ろ。俺はいつも居るだろ?お前のそばに」


「あぁ、まずは狭霧を殺した奴から見つけるぞ。」


「見つけた後どうするの?」


「殺す。」


「その前に強くならないとな。」





-翌日:葬式場


「今から、瀬戸 狭霧様のお葬式を始めます。」


会場が哀苦しむ中凛は堂々としており、彼女の死を認めた。


「凛ちゃん/凛くん、狭霧と仲良くして今までありがとうね。」


と、狭霧の父と母が言った。


「本当に狭霧を守れず…すみませんでした……」


「大丈夫よ凛ちゃん、あの子も天国できっと笑顔で私達を見てるわ…」


凛と龍馬は泣くのを堪えた


「ほんとに…狭霧は…天国で笑顔ですかね…?」


「えぇ、あの子は絶対笑顔だわ!」


「良かったです…」


-------「火葬場」


「さぁ、凛と龍馬くん。骨をこの中へ」


「この骨の1部を俺のハンカチに包んでも良いですか?」


「…構わないさ、狭霧も凛くんと龍馬くんのそばに居れると……」


凛は狭霧の骨の1部をハンカチに包んだ


「ありがとうございます。明日は狭霧の誕生日ですね、家に行きますので一緒にお祝いしましょう。」


「…なぁ凛」


「ん?」


「なんでさっきから敬語使ってるんだよ、俺ら家族みたいなもんだろ…?」


「狭霧を殺したような奴が家族になれると思わないでくれ…」


「…お前、昨日俺が言った言葉覚えてるか?」


「………………」


「あれだけ自分を責めるなって言ったのに、なんで…」


「うるさいな、俺だって嫌なんだよ…」


「狭霧を殺したのはお前じゃねぇって言ってるだろ……」


バチンッ


それを見掛けた狭霧母は凛に近寄りビンタをし、大きな音を出した


「凛くん、私達は家族も同然なのよ…?狭霧が見たら…悲しくなっちゃう……」


「…ごめん、」


「凛ちゃん、龍馬くんいつでもこの家に来なさい。私たちは家族だからね。」


「ありがとう」

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