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家族と友人のアイ

かれこれ2年経つでしょうか…

私、10月までは頑張って書きたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。


区内戦争 〜war in the ward〜は過去に書いたものをリメイクし、新しく書き直していますので「区内戦争 〜war in the ward〜」はPart2?が出てましたが、大幅リメイクし、新しくなっております。


これからもどうぞよろしく

「今日のニュースです。昨夜渋谷区、代々木公園の周辺で大火事が発生しました。怪我人は27名で死亡者1名が出ました。まだ犯人は見つかっておらず、警察も一丸となって調査しています。」


あ…あぁ……狭霧……なんで…





20XX年5月24日


-大江山高校:1-3

「よっしゃ!俺の勝ち!!」


「また俺の負けかよ…凛ってスナイパー強くね?」


「フッ、俺はAIM"だけ"は強いからな!そういう龍馬もキャラコン上手くね?」


「当たり前だ、何時間してると思ってるんだよ…」


「ところで、もうやめないか?」


「え〜?まだ先生来てないし良いじゃん?」


「昨日休みだったから良かったものの、俺らは12時間以上ゲームしてるんだぞ?」


凛と龍馬が雑談していると、教室のドアが勢いよく開けられた

「ちょっとっ!朝から何してるのよ!」


そこに居たのは霧島 狭霧、俺らの幼なじみだ。


「何って、ゲームだけど?」


「今何時だと思ってるのよ!8時20分よ!先生来るからしまいなさい!」


「お前だって今の時間まで何してたんだよ」


「花壇の水やりよ。」


「おうおう、お嬢様でありながら花壇に水やりねぇ〜」


「あんたには関係ないでしょ?それと、お嬢様って呼ばないでって何回も言ってるでしょ!恥ずかしのよ!」


悲しい顔をした龍馬がこう言った


「…ははっ、なんで毎回俺を会話に入れないんだ…」


「あっ、龍馬居たの?!」


「俺ら一応幼なじみだよね?!毎回思うけど…」


「ごめんね、今度何か奢るから。それで許して!」


「毎回これだな〜」


HAHAHAHAHAHA☆


3人で笑いながら放課後


「お前ら〜帰るぞ!」


「そうね!あ、でも私委員の仕事が残ってるからまだ帰れないわ…」


「何が残ってるの?」


「会長と副会長から今日の放課後呼ばれてるのよ…」


「へぇ、俺は待っとくけど龍馬は妹が入院してる病院行かないと行けないしなー」


「私は大丈夫よ!だから凛は龍馬と帰りなさい!」


「お前は帰る時1人だろ?女の子1人で帰らせる訳にはいかないんだ。最近物騒だからな。」


「私は会長と副会長と一緒に帰るけど?」


「…チッ、会長と副会長だぁ?あいつらは男だぞ?信用ならん。」


「あんたの言い分は分かるわよ、でももうすぐ行かなきゃ怒られるのよ。分かったらさっさと帰る!」


「あいつら…狭霧に触ったらただじゃおかねえ。そう伝えとってくれ。」


「フフッ、ハイハイ笑」


「何かあればセバスチャンが迎えに来るし大丈夫か。」





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「死は尊い 彼女の死は尊い 早く触れたいよ♡」






「さてと、帰りますか〜。あ、龍馬は咲希ちゃんに花買いに行くだろ?付いてくよ。」


「俺が言わなくても毎回付いてくるじゃん。優しいな。」


「咲希ちゃんは俺のせいでああなってしまったからね…」


「凛のせいじゃねえよ、凛が轢かれそうになった所を咲希が庇って……」


「暗い話はやめにするか…」


「そうだな、あ、着いたぞ。」


「ユリの花をください。」


「あいつが好きなんだ、この花」


「早く回復して欲しいな…」


「それが一番の願いだよ」






-桜花心病院[松城 咲希]

ーピッピッピッピー


「咲希、また来たぞ。いい加減目を覚ませよ…」


「医者が言うにはあと3年らしいな、」


「医者は信用出来ない。理由はお前にも分かるだろ…」


「あぁ、あと3年で治るはずないのに…」


「分かってる、でも咲希を信じよう。」


「お前が兄で良かったな咲希…」





「さてと、もう帰らないとな」


「…やべっ」


「どした?何か忘れ物?」


「実は、家の鍵を…」


「はぁ?!早く取りに帰るぞ!」


「お前は先に帰っといてくれ!」


「…分かった、先に帰っとくからなんかあれば電話しろよ?」


「了解!」




-大江山高校玄関前


「はぁ、はぁ…やっと着いた…よし、とりあえず探すか〜」


-凛が校舎内を歩いてると聞き覚えのある悲鳴が聞こえた。


「あの声はっ!?狭霧だっ!」


-声がする方向へ走っていくと、黒のでかい車の中から覆面をした人達に狭霧が運ばれていった。


「?!…ってんめぇら…狭霧に触るな!」


「凛っ!助け…」


-ドアは直ぐに閉まり、走り出して行った。


そこへ速そうな車が凛の前に止まった、中から執事の格好をした男が出てきた。


「凛坊っちゃま、早く行きますよ。」


「セバスチャン?!…早く狭霧を追わなきゃ!」


-ブォォォォンッ


-時速300を超える車は直ぐに黒い車を捉えた


「凛坊っちゃま、大丈夫ですか?」


「…何とか生きてる!」


すると、黒い車はカーブを曲がれずに電柱にぶつかった。


バァァァァンッ


凛はボーッとして頭が真っ白になったが、直ぐに黒い車に近寄った。


「狭霧ぃぃ!!!」


もう一度大爆発が起こり、凛の右腕を焼いた。が、凛はそんなことより狭霧の名前を呼び続けた。


「狭霧お嬢様ぁぁぁ!!!」

セバスチャンは泣きながら叫び続けた。


「り…ん……どこ……あつ…いよ…」

狭霧の弱弱しい声を聞いた凛が直ぐに見つけ、駆け寄った。


「狭霧ッ!!今助けてやるから待ってろ!!!」


「り…ん……腕…火傷して…る……じゃない…」


「そんなこと今はどうでもいい!狭霧、今出してやるから待ってろ!」


そう言うも、狭霧の下半身は既に"無くなって"いた。


「もう…無理よ……じゃあね…凛、龍馬と…咲希ちゃんによろし…く伝えてお…いて…」


---あぁぁぁぁぁ…狭霧…なんでだよ……あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

1話は2000文字超えたらいいと思って書いてましたが、まさか超えるとは…


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