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ごー



森の奥、少しひらけた場所に日差しが差し込んで

ぽかぽかひなたぼっこができる

色んな動物たちが集まって

駆け回ったりお昼寝したり木の実を食べている


数は少ないけれど猫の姿の精霊たちがくるくる空を飛んでいて笑い声が聞こえる


さらに奥に行くと光がさしこまないほど

大きな大きな木々が集まっている

その中のいちばん大きな太い木の根元

そこにぼうっと光る【なにか】がある

光る【なにか】から木の蔦のようなものが出てきており

木に張り付くようにしている

あの存在をブロンシュは知っている

昔から知っている


だってブロンシュも……













ぱちっ






目を覚ましたブロンシュはクッションの上にいた

外は暗くなっているらしい、部屋も暗い

ドゥータはベッドに腰を掛けて本を読んでいるようだ


なぜか身体が重く感じておりその場からは動かなかった

何かを忘れているような気がするが、思い出そうとすると胸が苦しくなるのでそれ以上はやめた

今が幸せならそれでいい



(このおうちのひとたちといられるのがうれしい)




それだけでいいんだ




「にゃ…」


「!!ブロンシュ…起きたか?」


「にゃにゃっ」



おきたよ!と返事をすれば安心した表情になった

ドゥータがブロンシュの近くにきて片膝をつく



「心配したぞ。もう大丈夫か?」



もうへいき!とにゃむにゃむ返事をすれば頭を撫でられる

ドゥータに撫でられるのが一番好き


もっと!!と言うように手に頭を押し付けると

頭上から笑い声が聞こえる



「よかった。困ったら俺を頼れよ?…まぁ言葉が分かんないと思うけど…一応な」


「にゃあ」


「返事してくれてるってことは分かってるのか?不思議な猫だなぁ」




ドゥータのこえとってもあんしんする

これからもあそんでね、なでてね

いっしょにいてね

そのあとお腹が空いていることに気づいて

たくさんゴハンを食べるブロンシュちゃんでした\(^o^)/

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