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さんじゅうろーく




突然音楽の演奏


ビクッとするブロンシュに

安心するよう声をかける




「ラヴェル国王陛下がお越しになられたんだ」




こそっと教えてくれるドゥータに感謝し

事前に教わった礼をする



「みな面をあげよ」




国王陛下は

ブロンシュの想定していたよりも若かった

だがかなり威圧感があり風格がある

斜め後ろには王妃らしき人がいる

 





(これが王様なのか…かなり怖い…)





睨まれているわけでも

目があっているわけでもない

目つきが鋭い為か萎縮してしまう

弱腰ではいけないと思い背筋は伸ばす




国王陛下が挨拶をし

王族の席についた

音楽は再び演奏され

華やかなパーティーが開催された




ドゥータの顔見知りの方が声をかけてきて

ブロンシュも輪に入った

たまについていけない話もあるが皆とても優しく

配慮しながら話してくれているのがわかる

とてもキラキラした目を向けられることもあり

すこし恥ずかしい




事前に貴族の爵位など基本的な知識は教えられたが

やはり難しい…丁寧に皆さんの爵位を教えてくれた

21歳の魂年齢とはいえ元々人と交流が乏しかった

今回の場で色々な情報を吸収しよう、と意気込む





少し離れたところから話し声がする

ヒソヒソになっていない声が聞こえた

こちらに向けたような悪意ある声




「人間ではないなんて怖いわね」


「マナーもなっていないし」


「殿方に囲まれて舞い上がっているのかしら」




こちらを侮辱するような言葉

私の隣にまだローズもいるし

ほとんど言いがかりだ(リュカという人はどっかいった)

それはドゥータにも聞こえたようで

あからさまに顔に出ていた

眉間にシワが寄っている


 



「失礼だよな。面と向かって言えないからと隠れるようにして侮蔑の言葉を投げかけるなんて」



ドゥータの言葉に

言われた本人達は顔をサッと背ける



(あの人達はよくリュカと親しげに話しているご令嬢か?)



リュカがあまり相手にされていないからと

さきほど交流していたブロンシュに敵意を向けたのかもしれない




「ドゥータ、良いのよ」



そっと声をかけるブロンシュ

言われっぱなしで良いのか?と言おうと思ったが

ブロンシュは言葉を続ける





「悪口しか言えない、ましてや初めて見る者にあんなことしか言えない者達に何を言われても問題無いわ。相手にするだけ無駄よ。それよりも私ご飯が食べたいわ」




その場の空気が一瞬ピシッと固まった



「ぷっ…」



あはははとドゥータ達は笑う

固まった空気はすぐに霧散され

空気が変わった



辛辣な言葉を聞いた者達は何も言うことができず顔を真っ赤にして走り去った





「きみ…ほんと面白いね…僕はそういう強い面が大好きだ」



涙を指で拭いながら告白(?)をするのは

ブルズ侯爵家次男

ノア・ブルズ



「ノア、婚約者がいるんだから告白はやめてくれ」



「おっとそんなんじゃないよ。単純な好意さ。嫉妬するなよ」


「しっと?」



慌てたドゥータはノアの口を塞ぐ

モゴモゴするノアはなにか言いたそうだが

思ったより血走った目をするドゥータにすこしビビった

ごめん!というように頭を上下する

納得したのかその口を解放しする




「こえ〜」



ぼそっと呟くとぎろりと睨まれた







(面白いカップルが生まれそうだ)









こういった社交の場のルールはなんちゃっての知識です( ;˙꒳˙; )

なのでなんかちがくない?となってもお許しを〜


ブロンシュちゃんだんだんと強くなっています(^^)

性格が悪くなる、というわけではなく

この場では強気で!という気持ちでいるだけです

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