表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/50

さんじゅうにー







「困ったわ…」




誰もいない部屋で呟いた

化粧台を前にしてぼーっとしている

自分を見てはおらず

何か考え込んでいるようだ




「エスコートを誰にお願いしよう…」






悩める女子、

ローズは溜息をついた

すこしふてくされたように頬を膨らませている




先日ドゥータにエスコートをお願いしに行ったが撃沈

知り合いで何人か声をかけたがすでに相手がいた

このままでは……………



「お兄様にエスコートされてしまうわ…」







ノヴェール家には

ローズの上に嫡男であるリュカがいる

じつはローズはリュカが苦手だ



見た目は整ってはいる

ローズと同じ焦げ茶の髪は

ゆるくウェーブがかっており

女性ウケするらしい

振る舞いは軽薄

特定の婚約者は作らない

父を手伝わず遊んでフラフラ




パーティーには出るが

リュカにエスコートしてほしい女性が多く争いが起きる為

いつも妹であるローズが一緒にいた

妹なので皆しぶしぶ諦めるのだ




なので



「ローズ、明日のパーティーでエスコートしてやるよ」




「…ちゃんとノックをしてからお入りくださいませ」




ドアに寄りかかり

へらへらした顔で入ってきたリュカは

生意気な妹を誘う



「私には相手がすでにいますので…」



「ドゥータは駄目だったんだろ?ならいないじゃないか。強がるな〜」



「…………」




父も母も温厚かつ厳しい人だ

なぜこんなペラッペラの軽薄男が生まれたんだろう?



そんな失礼なことを考えていると

リュカは近づく




「俺はめんどくさい女除けが欲しい、お前はエスコートする相手が欲しい、お互いの利害が一致だろ?」




「…分かりました」




「お、ありがとなー」



手を振って出ていくリュカを見届け








ベッドに拳を打ち付けた




「あの薄っぺらなクソ野郎……!まじで嫌いだわ!」








ローズは普通に口が悪かった






ローズはしっかりした人が好きです(^^)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ