にじゅうさーん
今回も短めです
お母さんの鏡を見ると怒られた
でもお母さんがいない時こっそり見ていた
身体は小さく
ろくにご飯を食べていないからガリガリ
年齢なんて自分で数えたことがないからわからない
今思うと3.4歳くらいの見た目じゃないのか
それくらい小さかった
「私…13歳だとは思いませんでした」
自分の目で自分の姿を見ていたから
それを覆されると受け入れられない
「…君の成長が止まっていたんだろう」
「………?」
「本来であれば精霊と人間のハーフだとしても、身体はある一定の年齢を重ねる。
…17歳くらいだろうか、その年齢まで行くとそこで止まり何十年経っても変わらないんだ。
現に私は500年ほどいるが見た目はそう見えないだろう?」
たしかに20代前半くらいの見た目で若々しい
キリッとポーズは決めなくていい
「精霊は外に出て陽の光や雪に触れて成長、魔力を溜め込む。……だが君は外にも出れず人間としての栄養もうまく取れず…成長できなかったんだろうね」
マリーがした仕打ちを後から知ったのだろう
目覚めてそのことを知ったときの悲しみは計り知れない
「でも…そんな、12年なんて体感がなかったですよ?」
「ふむ…もしかすると足りない成長を補う為に、睡眠で代用していたのかもしれない。一度寝て2.3日起きないなど頻繁にあれば気づきにくいだろう。ましてや外にも出られないのであれば時間も分かるまい」
たしかにいつも眠たくてよく寝ていたと思う
時計なんてなかったから正確な時間も分からない
それに夢の中のお母さん…若い人が私が小さいときのお母さんだったんだ
12年も経てばお母さんは人間だから年を取る




