キャラクター:ライバル
続いて、こちらも設定しなくてもいい「ライバル」。
これは簡単です。主人公と正反対の性格の人物にしましょう。
ただし、主人公の性格がいいからといってライバルの性格を悪くするのはちょっと。乙女ゲーム的なリアリティが損なわれます。
以下にライバルのタイプを幾つか書きます。
「気が強い令嬢」タイプ
きらきらしている、上流階級のお嬢さまタイプ。主人公にほぼすべての面で上回っています(成績はもちろんのこと、プロポーションなども)。イメージカラーは紫や青など、クールな印象のもの。
完璧主義で、その為自分の立場がそれだけでプレッシャであることも。
自分と違うタイプの主人公にはじめは強い口調で反発しますが、親しくなると「姉妹分」として可愛がってくれます。
「おしとやかな勉強家」タイプ
「令嬢」タイプよりは派手さのない外見で、大人しい口調です。勉学に秀で、主人公よりも賢く知識も豊富。それでいて意外と活発です。イメージカラーは緑や黄色など。
はじめは口数少ないですが、親しくなると楽しくお喋りできます。
「良妻賢母」タイプ
勉強よりも家事を、というタイプ。ふるきよき女性が好きな攻略対象をとられてしまうかもしれません。
「わがままお嬢さま」タイプ
なにがなんでも注目の的で居たいタイプ。わがままさが可愛いと攻略対象がなびくかもしれません。
「ボーイッシュ」タイプ
男性に興味ない、というタイプ。しかし、恋愛への憧れはある、というパターンも。好みのタイプにはまっしぐらかもしれません。
「人畜無害」タイプ
男性をこわがる、大人しくて口数が少ない、など、とにかく「人畜無害」で、「人見知り」が激しい場合も。「大和撫子」かもです。
最初は主人公に対してもぎこちなく接していますが、なかよくなるとだんだんと自分に意見や意思を表明するように。
彼女達とのエンディングを設定するのもいいでしょう。ライバルも実は男性で攻略対象だった、なんてどんでん返しもいいかもしれませんね。