教育機関としての夜ノ文化祭――誰がなんのためにつくり、どんなカリキュラムなのか
教育機関としての夜ノ文化祭――誰がなんのためにつくり、どんなカリキュラムなのか
無から評価値を創出するために「神話の街の子供」に教育を施し「認めさせる」。そういった生産システムとして作ってしまったのが教育機関である。
最初のメンバーでありながらもオリジナルの「作品」を作れず危機感を覚えた人物が「教育機関」をつくる☆それは那由多の幻の魔法学校での魔女と同じ!
「神秘性」を持ったアバターを作る、という目的。
「尊敬される見世物」カリキュラムとはいえ、同じ事を繰り返す?アバターとして意味があるのはその世界での神秘を許される者。
最期が描かれていない神話の登場人物が宛がわれ、それになりきるための生活を送らされる。
それにうってつけの神話上の場面があったわけで、第5章「魔法学校」の生徒たちが、仕組みとしても分かりやすいか。
彼らは魔法を習得するためにかつての偉人達に成り済ます。それぞれがそれぞれの解釈を学び理解しようとする。もちろん現代の場合、高い既得権を得た者たちであり、その儀式的な学びが既得権者の評価も上げていくわけである。
それは恒久的に続けるわけではなく、元より「利益を最大化して上がろう」という趣旨のために新しい世代を切り捨てる悪。
つまり「悪い魔法学校」。
ターゲットにされた「世代」がある。




