イメージを凝縮したもの
元筋
家出をして、たんぼ道をはしっこまで歩いた。油の浮いた、ザリガニのいるドブの水面も、夕日が黄金色に輝かせる。それはテレビで映画がはじまる前の光に似ている。その後小学校の教室で、9歳の彼は、こんな詩を書いた。人には心がある。人に心がなくなったら、人は人を傷つけるだろう。
人には大切なものがある。大切なものがなくなったら、人は自分を傷つけるだろう。
つくりもののの空がウィーンと開き、坂道になって、ホバー戦車が降りてきた。
深夜のひと気のない世界に閉じ込められ、カマキリの化け物から逃げる。
夕方、階段を上っているとき、和紙のような雲の隙間から太陽光が世界を照らすのが美しかった。
雨雲の下辺をなぞるのは太陽の光だ。巨木の枝に乗って、朝が来る田舎の学校や川の周りをながめる少年。木から降りて、自転車をこいで家に帰った彼は、最後の引っ越し準備をおえて、町を去る。友達と別れる。
夕日に包まれた高速道路。熱い涙。トンネルを抜けると夜。もやしのような電柱が等間隔に並んでいる。都会の夜景は星空のかわり。
故郷での赤ヤギの冒険を思い出す。放課後サッカーの途中。学校の裏の山を登ると、赤いヤギの群れに出会う。進んでいくと、森のクレーターに出会う。そこで赤ヤギが木に変わるのを目撃する。そして木を登ると、その幹の中の部屋に白い服の女の子がいる。
その女の子の消滅を目撃しに、宮城への旅へ。深夜、空間全体が紫色に輝く。坂道を通って駅へ。
電車に乗って旅をする。川が氾濫して電車が止まる。木につくと、少女が中で赤ヤギに変わって死んでいる。 街に帰り、河川敷。星と君と僕が三角形を描いていた。胸を濡らして彼女が泣く。洞窟の映画館で岩肌にうつった映画をみる。
東京。土砂降りの昼。カフェで別れをつげる。土砂降りにうたれながら、少年が空へ戦いに向かう。
衝突と爆発を繰り返す銀河のようなビル明かりの中。駅前のスクランブル交差点。密集した人々の中のプリンセスとクイーンの間。同時に、パプアニューギニアで温かい雨を浴びている人間がいる。二人を鑑賞している者達が、ホテルに集まっている。彼らは遺書クラブ。コレクションを競いながら、発表を待つ。壇上に登ったのは教授と呼ばれる男。彼は一息に話し始める。発見し、手に入れ、自慢し、競わせる。人間の趣味の醍醐味は、どれも、これに尽きます・・・・・・。彼の研究成果はある生物の存在。倶楽部の矛盾点を満たしてくれるかを説明する。パプアニューギニアでは夕日の空を不思議な少女がデタラメな軌道で落下していた。その村で姉のような存在に出会う。槍に模様を付けたりする毎日。村の女老長のハウスタンバランの屋根裏部屋に棺が。
そして少女はジュゴン猟へと向かう。カヌーにのり、夜空の星の位置を見て進む。藻を食べてるジュゴンに森を刺す。すると水しぶきの中から天狗が出てくる。水路を進み、アーチの先、芸術作品としての箱庭竜宮城の女囚王となる。それらの物語を補完する必要性を語る。それはソナチネ。大犯罪のソナチネ。世界を創造し、滅ぼした。それは望まれて世界を作った。
少年は父の車に乗り、海辺の長い橋の先の島の坂道の上の校舎へ。その教室の1つで、女の校長と面接をする。少年は、自分が売られたことを知る。そして文化祭巡業特急列車夜ノ文化祭がやってくる。その中に突入し、電車の中の森を潜ったりする。その奥のカフェをこじ開けてきた生徒会委員と飛びながらの剣戟。洞窟の奥の箱庭を目指す女。少年はバスに乗り、遠足の美術博物館へ。抜け出し、トンネルをくぐる。そこにはゲーム機があり、スタートを押すとサンドボックスゲームの世界がある。そのゲーム世界の木を登り、雲の上の真っ白な城。マイク越しの少女の声。その奥に少女がいる。死刑囚が記憶を失い演劇文明で目覚める。箱庭の竜宮城内でずっと昔から時間の流れが相対的にゆっくりな中で冒険する若者達。外で訓練して老人になり加勢しクリア。魔女役となり観光立国の犠牲となる若者。山脈を支配する天狗と帝の侍精鋭の数人が死闘を繰り広げる。墓にぬられた血と、それを塗る女。血と天狗王の遺体が融合する。そして遺体から噴出した粒が宇宙を駆け巡る。天狗に似た姿にまで成長した一匹が、星の文明を滅ぼして回る。そしてその間に宇宙に浮かぶ森の前にいる同胞をみつける。吸い寄せられ、ドールハウスのようなその空間で操られた同胞と戦闘。同胞の頭のブーメランが壁を突き破り宇宙へ。それは後々呪いを帯びてかえってくる。同胞には特に強い六姉弟もいる。最後の力を振り絞り爆発。星となる。擬似餌生命体となる。その星の上ではファフロツキーズを喰らう森の問題がある。火矢倶楽部の犠牲となる若者。観光立国人身バイバイのお姫屋サンバさんに育てられたエリーゼ姫が、その前任者の改造人間烏王と共に空中興業都市を滅ぼす。薔薇の森に包まれたら逃げられない。箱庭の中で変身を何千年も繰り返し続けた少女の犠牲。その脳内がサンドボックスゲームに接続される。4隻の船が同時に座礁する事件で、犯行予告の1隻はサンドボックスゲーム内にいる。少年が世界を一変させる願いをしてしまう。玩具扱いされ化け物になる。街一番のコレクターの家に取りに行ったり、塔を守る少女を助けに行ったり、田舎の道の先のモールで取りに行ったり。学校ではセットをつくったり、脚本を書いたり、子ども達で料理をしたり布団をしいたり帰ったりしてサバイバルしている。現実とヴァーチャルの演劇世界で9分間主人公の権利を与えられたのでせいいっぱい楽しもうとする。36時間テレビの文化祭が過去にあり、人気に。しかしそのヒロインが行方不明になる。うまくいかないしぼーっとするも、楽しむ。9分間の後に本当の主人公になる。擬似餌生命体ががいをおいエネルギーの全てを擬似餌部分に吸い取られる。それは元は臍の緒で繋がった母親か。擬似餌は完全な理想世界となる。最後、死んだ文明が本体の口に入っていく。世界を展開したものが老いて理性の力が小さくなり、自分の力を託したものに倒される。そして生活をし、スープを待っている間に看取られる。僕達は路地裏の冒険を終えた。




