通じた敵にして己「ジェモン」&現代顛末
痛いほど気持ちがよく分かる、けども!って感じの「魂としての敵」
夜ノ文化祭には「言葉と行いが人である」という思想があります。つまり、個体は関係ないのです。言葉と行動さえ一致していれば、だから生まれようが、どこで、何時だろうが、同一人物という考え方。
分かりやすくいうと、同じ役を演じる役者は皆「魂」が同じ、という考え方です。
この世界の敵「ジェモン」は、何兆年も演じられ続ける「劇中劇」で一度も倒されることなく、現代まで受け継がれてきてしまった。
ただ、魔法が終わり、「心」だけの世界に「夜ノ文化祭」がなったからこそ、「力」の優位性が失われ、勝つことができました。
だからこそ、主人公は「新しい現実」ではなく「つくりもの」である「夜ノ文化祭」を愛するのです。
――ジェモンとは?――
他者を恣意的に貶め利用する手段を選ぶことが、本人にとっての「正解」になってしまった、悲しいルートをたどった「悪」です。
今の社会は、そのように「悪」の部分がある人が成功者の「基本パターンの1つ」として成立してしまっています。
これをもっと根深く、性にまつわる部分でも体現している者がジェモンです。
彼は深く傷つき、しかし悲しい存在とは見なされず・・・・・自分の悲しみの存在を許されず、虐げられ、それでもパワフルに生き手に入れ、優しさを取り戻したとしても裏切られ、結局傷つきたくないがためという大義名分すら薄れて、悪逆なシステムの利益を得る側に回っています。
ジェモンは、もう倒さなくてはならない悪です。
しかし、主人公達は一度その「ジェモン」の役を演じます。
ジェモンになりながら、それをどうして手放せるか?そこが肝心なところです。
――――克服――――
もっとも虐げられていた時代の自分を、純粋に見てくれる、そんな存在・・・・・・
ずっと昔に読んだ、自分の容姿に強いコンプレックスがあって、バンドの人にサインをもらう行動ができなかった人のエッセイが強烈に印象に残っています。
でも、その文章はとても素晴らしかった。その人はすぐに削除してしまったけれど、人生でネットで読んだものすごくたくさんの文章野中で、あれが一番素晴らしかったかもしれない。ある種、美しさまで感じてしまった。同性の心に美しいと感じた。
あの人に感謝をしたい。
この感謝をジェモンの克服の構造に取り入れる。
力の時代だったら、殺し殺されで終わってしまっていた。でも夜ノ文化祭はつくりものの心の世界。そこで壊しても、命までは奪えない。だからこそ、心と心で向き合える。
――――那由多も主人公も、ジェモンを経験する――――
最後に倒すのは、ジェモンになった那由多・・・・・・
ジェモンは「バブル期」に発生する。森でいえば「人工天国」の時代。
その前には、口を閉ざす闇の時代。その後人生の「バブル期」にジェモンになる。
ジェモンとしての時代を生きることは?
――――
0・星々を平定して回る→現代軸では、主人公の「評価調整士」として仕事をしているフェーズがそれに当たる。
1・宇宙天狗の話では、前兆として「自分に似た巨神風兵器の星」と戦う。
天駆は、そこで、回想もしている→老親の依頼人が来る。主人公の推理と実体験解説によって8時間強制ゲーム世界を説明していく
・ファフロツキーズを喰らう森が「終末のゲート」から出てくる。そこに主人公は「向かわなくてはならない」。
森の声明文の主が、自分自身だったから。
開戦!主人公も「イカロス森を焼くの鉛の兵士」として参戦。しかし、捕まる。
ここで、「首領ジェモンと化した那由多」と再会する。
アカウントを奪われる。
もう一つのアカウントで炭鉱脱出作戦を開始
追われながら、謎を解く
古代ヒーローを復活させる。森&ジェモンを倒す。
看取り
FIN




