「多重人生」と「ターニングポイント思考」
「怠惰の肯定――気休めこそが正義という主張」
「多重人生」と「ターニングポイント思考」
ブロックの世界で育った子どもには、ある特有の進化の兆候がある。そこもクライマックスで起きる。それが以前書いた「多重人生」の天狗のような「複数の体で一つの人格・記憶」を共有するという事。
――ターニングポイント思考――
「皮ぬいつけ」と「アカウント事件」
神話とブロック世界をダブらせてきます。
ジェモンは合法
ルール化戦争で、実際の戦争と同じ効力を持つことを証明してしまった・・・・・・
――――――
次の作業は、「神話」と「事件」と「主人公の人生」を重ね合わせていく事です。
宇宙神話は主語の大きな話ですが、これを全て「ブロック世界」で再現していきます。その「再現された神話の主人公」として本作の語り手の人生も関係していきます。
ちょっと難しいのですが、「ターニングポイント」を定めて、そこに関連性のある要素を書いていきます。
①ルール化戦争
「夜ノ文化祭」は、最初はただの「みんなが集まるデータ」でした。それがドルや円に換金できる「営利事業」に変わります。
最初に「評価システム」が導入され、その後に「換金化」が行われます。
この「換金化」前に大規模な戦争がありました。
現実のゲームで「収益化はしません」と公表している会社があるように、拝金思想が長い目で見れば衰退を招いてしまう例があります。分かりやすい例では「中抜き業者」が現れるとか。しかし、収益化はチャンスでもありました。
夜ノ文化祭は那由多が「きっかけ」になった世界に過ぎず、ユーザー達によって造られた世界です。
行く末を決める権利があるのは、ユーザー達です。
ただ、その時の夜ノ文化祭では「普通選挙」は意味を成しません。なぜならユーザーは複数の国に存在し、さらには複数アカウントを持っているからです。
そこで発生したのが「戦争」でした。最初は、「収益化派」のブロック地域を「現状維持派」が乗っ取った「挑発行為」が発端でした。それを皮切りに報復が相次ぎます。その時点で混乱が見込めます。
那由多は、戦争の矛先を、一点に定めることでせっかく造られたブロック世界の崩壊を防ごうとしました。
アイテム「神器」を夜ノ文化祭のどこかに放ったのです。ユーザー達は、ただ敵対する相手の作品を壊す戦争から、「神器」を争奪する戦いに変わりました。
那由多は傍観していましたが、説得に応じ、あくまでも1ユーザーとしてそれに参加する事を決めました。
「現状維持派」として。
とはいえ評価システムの導入後なので、那由多が最強です。
那由多の参戦で、劣勢の現状維持派(換金派は企業が協力してるから強かった。お給料出たりして会社辞めて参加する人いた)が勝利するはず・・・・・だったものの、ここで「スキャンダル&事故」が起きて、那由多が「参戦作戦」のタイミングで現れませんでした。
結局「換金派」が勝利します。
――――




