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再構築(本編順)1



  本作のファーストエピソードは、事業主としての「主人公・対・顧客」という構造。でどうなるかは前回とかに書いた通りだが、単純に主人公が顧客を救うだけではなく、主人公も顧客に精神的に救われる形。全体の話の縮小版なので、精神面的にもそうしてみたい。


 ――――再構築(本編順)――――


 子を失った高齢の父が主人公の元にやってくる。生前、娘が実現したかったというブロックプラン――その実現を依頼してくる。


 ぎこちない動きのアカウントとの面談――娘が死んだ云々の話を知る前に、全ての依頼メールには返事をしたり見積もりは全て出すことにしているので、話に対応する。


 主人公は、依頼の話を聞きながら、自分にとってどちらの人間なのか――カモるか、投資するかを考える――それが読者にとってはマネーゲームとしての「夜ノ文化祭」の説明になる。


 アカウント名しか知らなかったので、かつての友人であることに説明の中で気づく。


 そして、その高齢の父が娘を失ったことを知り「申し訳ありませんが、私のような人間に依頼することではありません。支援もしますが、信用のおける者を紹介しますので・・・・・・」




 しかし、頑なにその父は主人公への依頼にこだわる。亡くなったのは主人公の子どもの頃の友人だった。

 主人公は、夜ノ文化祭がついに一線を超えてしまったことを知る。

 つまり、夜ノ文化祭は「魂同然のアカウントに洗脳」した者を、全体価値が低下したので切り売りした。空想の世界の命を販売してしまった。


 「佐伯さん、僕の命も、あなたのお子さんと――OOと同じところにあるんですよ」


 主人公は、OOの人生を知る。彼女が夜ノ文化祭を去ったのは、主人公は知らなかったが・・・・・・望んでのことではなかった。彼女は努力して復帰した。しかし、利用されてしまった。

 彼女は一度立ち去ったので、不利な立場にあったのだ。


 立ち去り時の手続きから、主人公の手を借りてアカウントを取り戻すのは迷惑がかかる。だから自分の手でやろうとした。


 ――――マネーゲームに対抗するために――――


 主人公は、「OO」の夢が現状では叶わない理由を説明する。それは夜ノ文化祭の財政的な状況に起因している。身売りが横行する現状、彼女に取って満足のいく形での実現は不可能。

 主人公は父に、アカウントを見せる。そして「坑道」を見せる。「ここの外側がどうなっているのか分かりませんが・・・・・・(露骨な前振り)」


 そして、「終末のゲート」が勝手に完成させられる。


 「ファフロツキーズを喰らう森」が、密集地帯に現れる。













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