――――主人公の大人時の視点から「時系列」を再構築(自由に実体験の例や考え方を乗せて)――――①
――最初に読者に見せるページ――
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奴隷クラブ【利用規約】
奴隷クラブは「世界人権宣言」を無視します。
より高度な人権侵害をお客様に提供するため、お客様には、自ら進んで自己を否定するよう強要します。
*特に「精神的自由権」については、進んで侵害するものとします。
【営業品目】
・ブロックワールド「夜ノ文化祭」運営
・脱税
・殺人
・人身売買
・うさぎの保護
・3分番組「日本の瓦の音を聴こう」スポンサー
【設立年月日】
昭和三年二月一日
【所在地】
東京都葛飾区ラピスラズリ色の戻れない旅
【代表取締役】
魔女ソナチネ
【収支報告】
オークションの結果、ゲームのセーブデータを999億円で落札する事に成功しました。
これより、ブロックワールドを用いた「人心征服」を開始します。
以上
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「サインして頂けますね?」
まるで悪趣味な子どもの悪ふざけ。大人になって見返して、恥ずかしくなるような「利用規約」。
大丈夫、おままごと、ですよ。これであなたが財産を奪われたり、殺されるわけではない。こんなものにサインをしても、何の法的拘束力もありません・・・・・・こんなサインで、先進国のパスポートを持つ人間が奴隷になるわけがないじゃないですか。
・・・・・・ええ、実際に、訴えを起こした人はいます。判例をご覧ください。
ほら、裁判所も、悪ふざけと見なしています。ただのゲームの一文に過ぎません。
(公開裁判を起こしたのは、夜ノ文化祭側の人間・・・・・・勧誘の資料にするために。これを見せれば、愚か者は安心する。愚か者なのでここまで来る。愚か者だから、サインする。)
「サインをするだけで、夜ノ文化祭の中での存在が認められます。あなたの現金は即刻「評価ポイント」に代わり、あの世界での活動資金となります」
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最初は、夜ノ文化祭があくまで「ゲーム」である点を強調する。そこに名誉欲を満たしたい人間が来ることも。しかし、名誉欲自体が悪いわけではない。それを満たすために弱者を害するのが、悪。その点を表現してゆく。
・・・・・・
そして、夜ノ文化祭の基本を説明しきって、事件が起きる。




