表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/256

前提の話の骨格の概要の




 骨格の概要


 理想の自分(の皮を着た他人)と理想の相手が目の前で理想を叶えた場合、自分はその後何をしたのか?が全ての原因になる。


 ――――


 宇宙最終戦争の結果、一つの生命体(ファフロツキーズを喰らう森という怪獣)に全宇宙が吸収された。全宇宙が森で満たされるイメージ。たった一人の生き残りとして、人間の子供が力を与えられ観測者に選ばれた。

 長い年月をかけて、森の姿は最初の宇宙そのものに朽ちていく。再び新しい生命が生まれ、文明が築かれていく。観測者の彼だけが、その全てが「森」であると知っている。

 森は支配者としての権利を行使しなくなった。少年は力の分譲なので宇宙規模ではないが、1つの星で実質的に絶対存在になる。



 森の目的は、そこだった。つまり、自分を理解してくれる自分のような他者に全てを任せ、最も無垢な存在に戻る事である。


 最良の観測者(鏡)とは他人としての自分だ。

 少年に与えられた力とは、ファフロツキーズを喰らう森の力。ということは、少年は森と同じことをする。

 つまり、今度は少年が自分の観測者を作り、看取ってもらうことを画策する。


 少年は鏡としての力を使い「ファフロツキーズを喰らう森」の姿になっている。そして他者に力を分ける。

 しかしそこには、歪みが宿っている。完全な鏡は存在しない。

 少年は、自らを生み、そして見捨てるように捨てた「森」に対して、また会いたい気持ちと憎しみと自分を分かってほしい気持ちが芽生えていた。そして、観測者として長い年月を生きた自分を、観測していてほしいとも思っていた。

 少年は力を分ける他者を、「森の疑似餌」に最も似ていた少女に選んだ。森は少女を、特殊な言葉でしか通じ得ない存在にする。少女に自分がいなければ成立しない力を与え、そして消えた。

 少女もまた苦しんだ後、同じことをしようとする。つまり、力を譲渡する存在を見つけた後に消えようとするのだ。

 そうして「光の王子」が誕生する。少女は薔薇の女王として接触し、追放する。王子は冒険の果てに身体を捨ててまで帰ってこようとする。


 しかし、王子が帰ったのは、王子が薔薇の女王と暮らした星の姿に擬態した「少年」だった。「少年」は王子の身体を盗んでいた。そして代わりに肥大した自分の身体に閉じ込めた。

 王子の姿になった少年は薔薇の元に行く。そして自分だけが言える言葉で薔薇と結ばれ、二人で永遠の存在として死に絶える。


 王子は長い時をかけて、神経を「少年の森」に巡らせた。そして二人を見つける。

 そこにあったのは、自分が悲願した光景そのものと同じだった。しかしそこにいるのは自分ではない。 


 王子はその二人の美しい遺体を破壊した。その後に激しく苦悩し、彼は自らの身体(最初の観測者の少年)の記憶をたどる。二人を再現しようとした。

 まったく同じ姿のレプリカを作っても、当然納得はできない。

 王子は現実を捨てた。心の世界で理想を叶えようとしたが、元が観測者を必要とする身体である。


 王子は「少年」が「薔薇の王女」とかわした特別な言葉を推理しようとした。そこの情報だけは持って行かれてしまった。

 そして記憶から宇宙が元は1つの森であったことを知る王子は、「言葉」とは原初の森と通じるための観測者の言葉と推理。言葉を交わすには一定レベルの理解が必要だからこそ、観測者の鏡の力が必要。

 その言葉を用いて宇宙の力で悲願を叶えようとする。


 しかし分かっていたのは、その呪文は、自分では唱えられない事だ。観測のための言葉なので、観測者が唱えなくてはならない。

 そして完璧な鏡が存在しない異常、呪文は唱えられたことがない。


 ――――


 上記の出来事が、神話の遺物として現代の本編に登場する。

 王子は、発掘の瞬間まで生き続ける(明言はしないけれど)。そしてブロックの世界「夜ノ文化祭」の最重要人物である人形劇作家と出会い「理想の物語」を伝える。史実とは異なる、少年が理想通りに薔薇の王女と結ばれていた話。

 今度はその人形劇作家が「観測者」として選ばれた。

 人形劇作家の女性は「王子(観測者として接触している)」から、呪文の発動条件を聞く。

 それは認識の上での現実となった物語の命を全て宇宙に還すことだった。つまりは最初の神話の再現で、支配者の森を誕生させ宇宙化することである。

 呪文を唱えられたらまた自分に会えると言って、王子は消える。(夜ノ文化祭という物語を演じきることが、呪文である。)


 発動の条件

 ・あくまでも意思疎通のための言葉なので、本当の現実である必要は無い。

 ・観測者を理解するための言葉なので、本人ではなく他人が作らなくてはならない。

 ・言葉と言っても脳内の信号の形(認識の形)が呪文である。だから「空想の物語」という認識では意味が違うので発動しない。二者に共通の幻想世界という無理ゲー


 心の中の世界を他人に存在させればいい


 女性は体感型の高度な人形劇館を作ったりして、「他者の認識」に物語を存在させようとするが、発動しない。


 人間にとっての現実とはなんだろう?と考える。


 そんなときに、金銭的価値が発生するブロッククラフトゲームと出会い・・・・・・




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ