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つくりかけのしんわ



小説のための原作として考えた神話


 記憶はここからはじまる。蹲って、激しい木々の嵐に打たれている。

 風に乗った植物が体を打ちながら通り抜けてゆく。背を枝が突き刺し、葉が切り裂く。私はただ蹲ることしかできず、どうしようもない痛みに耐えていた。

 それが突然、温かな感触に覆われる。

 誰かが覆い被さっている。

 「動かないで」

 誰かが守ってくれている。

 「痛かったね、ごめんなさい。私の葉が、あなたを傷つけてしまった」

 そのまま、一晩、二晩、三晩、森の風は誰かの背を打ち続けた。4日目の朝、風が止んでいく。

 「このままいきましょう」

 背中から伸びる管・・・・・・(切り離せないへその緒)

 「あなたも美しい森になりましょう」

 枝に繋がる私。でも、暴風からは痛みからは守ってくれる。広大な枝は世界を蹂躙している。

 「僕は君を傷つける森にはなりたくない。この枝を切って、一緒に出て行こう」

 「それはできないの」

 「なら、僕も同じ痛みを背負うよ。今度は僕が君を守るよ」

 どうしても、私に人を傷つける森になってほしいと願う彼女。

 彼女から無理矢理切り離そうとする私。

 「それはできないの。もう、それは私自身なの」根を拒絶し、森の激しい攻撃に遭う主人公。絶命と別れ。

 暗闇の中で声がする。「君には、資格がある」

 幾億年をかけて、キョシンに魂を拾われる。ブラックホールを身に纏う。

 星々を救って回る。

 ついに、疑似餌惑星と化したファフロツキーズを喰らう森と遭遇(最初は気付かないが後に分かる)。

 敗北するが、繋がれる。一緒になる。

  戦いに敗れ、疑似餌として捕獲された。中核部にいた醜いジェモンに、醜い皮を縫い付けられた。王は自分の骨身を削り、その皮をまとった。

 「これで君と理解しあえるね」

 怪人とうり二つになったプチは、怪人と同じ欲望を持つようになった。つまり、美しい姿を手に入れたい、という欲望。それが元の姿に戻りたいからなのか、皮の欲望なのかが、分からなくなった。

 望んだ皮を持つ憎い王の側から離れられなかった。プチはその皮を取り戻すか考えたが、再び姿を切り裂くことができずにいた。

 やがて、プチは王の子供を生む。だが、他の美しい者を刈ることを子供たちに命じる。(自分の素と似た姿声だから側に置きたくない。でも少女の声はそのままだから、見えないように側に置いた。自分の姿なのに、愛されているのがゆるせなかった)

 骨を削り皮をまとった王は、椅子に座ったままやがて動かなくなった。幕ごしに少し見えるその美しい姿を駆使して、権力を増やしていった。


(森のナは観測室)。

 維持のため、 求めるのは理想であり、事実(完全なるもとの姿)とは異なる。理想の自分とは、自分自身の痛みを理解した上で癒やし、導いてくれる存在だった――そんな存在を望むように、男は仕組んでいた。自分を理解してほしいという欲望を形にしたのだ。しかし、暗がりではあるが、その皮は実際の少女とはかけ離れた縫合で、腐っていた。

 権力の座を維持するため、森の閲覧は世界最高額となり、保存された。

 誰もいなくなり、誰も入らなくなった、王権の森・・・・・・

 →生前に徳を積んだ者は、森へ通じる川に流すと、森の木になれる。そんな迷信が生まれてきた。

 →

 死ねば価値ある森の一部になれる。切腹のように、名誉ある死や、自死のために、死んで森へ流される人々が出てきた。

 →そのうちに、生きながらに森へ流れる人が出てきた。森には、供物が届く。森の供物を食べ、王宮で毎日祭りをする生きる者たちも・・・・・・(夜ノ文化祭誕生)→たまに見せるために疑似餌の姫役「劇場版の一日」。

 →最初の生者を教育!生きていたソナチネを母とする

 時代と共に、権力は薄くなってきた。実体のつかめない謎の美しさを軽視する幕府。

 →供物が減ると、今度は、森が出向くようになってきた。「ファフロツキーズを喰らう森」の誕生である。

 →食い尽くした森は、さらに遠方へ

 →宇宙を飛翔していた息子たちを喰らう!(母の愛を受けた嫉妬をうける)


 森は後に飛翔する!子供たちに会うために・・・・・・子供たちに見向きされるために、疑似餌の女となる!

 森の中は魔境と化している。

 森の価値を高めるために君が犠牲になることはない→ファフモリの鉛

 森を沈めた大罪人として記録

 心の世界として残る、ブロックの設計図――

 森の復活!


 後に発見されたひび割れた王女の仮面→それが美しいとされている!


 発見された!



 (傷ついた場所にいけば、そこで出会えるかもしれない・・・・・・)



 「超える深い愛情を手に入れたファフ森の女王ソナチネ」

 罪を背負うことに。だが、キョシン(ソナチネに捨てられてきた元ファフモリの王たち)の一斉攻撃によって燃やされる。

 →いつかはより優れた私にとってかわり、追い出されたキョシンの一員として復讐するという構造


 それのグラデーションの一瞬の実在がなぜ私の心を大きく感動させるのかを普遍的にする





 彼らの悪意が再び蘇る!


 それを止めるには?


 →最も美しいもの、展覧会最初の映像での、空想と現実の間のグラデーションの一瞬を見せつけた変身



しかしその文化と物語を残し・・・・・・

 彼らの悲願とはなんだろう?

 疑似餌をつくろうとする。

 この世に生きる美しいのは君しかいないのだ。


 後世を殺す構造が上述の神話にでてきた


 森の一部にすることで自分を慰めるソナチネ。


 *自分を傷つけた存在になりたいという欲望を植え付けられる

 


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