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ティエンへと

【第八十五話】


「これは献上品なので、あまり触らせるわけにはいかないので見るだけにしてくれない?」


「ええ、分かったわ」


二人同時に返してしまった。


見たところ、少し大型の剣だけど別に普通だった。


「これを献上するの?」


「ああ、振ってみたら分かるんだけど、その辺は工夫してあるから」


一体どんなんだろう?


「もう見たんだから、これは箱にしまうから」


箱にしまう時に剣を立てたら、「カーン!」と音がした。 何の音?


何かは分からないけど、何か仕掛けがあるんだろうね。


「じゃあ、これからティエンに行くの?」


「いや、ちょっと待って ティエンに連絡してからにするから、数日待って」


「はあ…」



それで、二日後に行くことになった。


「ここがティエンか〜、首都だけあって大きな建物がいっぱいあるよ」


今回、王都にはマシェと二人だけで来ている。


ティーナはルシェと離れないしね。


王都には連絡していたので、スムーズに城内に入れた。


そして、王と面会になった。


「其方がトアルのマシェか、今日は何用じゃ?」


ティエンの王は威厳が全然無くて、その辺のおじさんの様だった。


「はい、先日報奨金を頂いたのでそのお礼にこれを献上しに参ったのです」


「それは何かね?」


「はい、こちらは私共の技師が作った剣にございます」


「そうか、ではアロンを呼んでくれ」


そして、アロンという人が現れた。


「一体、何だね?」


アロンという人は何だか威厳があって、こっちの方が王の様な雰囲気だった。まあ、これはどうでもいいんだけど。


「この剣を納めに参りました これは、私共の技師が作った物でございます」


何か、王に対しての言葉使いだったな。


「そうか、これは一見普通の剣だが?」


剣を抜いて振ってみた。


そうしたら、「カーン!」という音と衝撃があった。


「これは…?」


アロンはしばし考えた。が、すぐに何か分かった様だった。


「そうか! 剣の中にある重りが移動して、打ち込んだと同時に剣に衝撃を与えるのだな!」


へー、そうだったんだ。


「この剣を試してみたいが、そうだ、其方は闇の闘技大会で優勝したと聞いたが相手をしてもらえぬか?」


「えっ! 何故そのことを知っているの?」


「我が国にあの者達を連れきてから、それから色々と調べて分かったのだ」


って、あれから王は一言も喋ってないな。


まあ、それはいいんだけどこの人の相手をするの? 怪我させなければいいんだけど、どうしようかな?


「じゃあ、太い鉄の棒を貸してもらえませんか?」


「剣でなくてよいのか?」


「はい、その方が危険が無いですから」


「む、お主、私を愚弄するのか?」


「いえ、そうではありません 私は強いので」


「なっ!」


鉄の棒を、台車に乗せて持ってきた。太さは5センチくらいかな? まあ、普通の人は持てないだろうけど。


私はこの鉄棒を片手で持った。


「何っ!」


「じゃあ、行きますか お手柔らかにお願いします」


「では、行く!」


アロンは上段に構えて振り下ろしてきた


私はそれを両手を使って受け止めた。


「キィィーーーーーーンッ!」と音がした。


何か、ものすごい衝撃を受けた。


そして、鉄棒を見てビックリした。


「く」の字に大きく曲がっていた。


これを見たアロンは、


「これは何と素晴らしい剣だ!」


ここでマシェが言った。


「この剣を認めてくださるのですね それならばあなたの力でこの剣の実力を広めてもらえませんか?」


「あ、あぁそのくらいならいくらでも」


「それで、これからのことは…?」


「ああ、あなたが来た理由は分かっている この剣を作った者を援助してくれということだろう?」


「はい、そうです この剣を作った者はルウというのですが、この者が作った剣を売りたいのです」


「ああ、その金であなたの国を支えていくというのだな それは私に任せてくれ」


王は、自分は関係無いという顔してる。やっぱりアロンの方が王らしいんだけど。まあ、それはいいんだけど。


「はい、それではよろしくお願いします」



何か、一件落着だったな。


さて、これからどうなるんだろう?

待っていた方、そうでもない方、随分お待たせしました。

ずっと放置状態で書かなかったからです。

それで少しずつ書き出したんだけど、本当に少しずつしか進みませんでした。

実はこの話、途中までだったのだけど公開することにしました。

次はこんなに長くはならないと思いますが、分かりません。


次の話になるかどうか分かりませんが、この世界観が大きく変わるかもしれません。

これ以上は書けないですが。

これは、以前から考えていたことです。

どうなるか分かりませんが、お楽しみに?


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