闇の試合
【第八十一話】
会場にやって来た。
今回は、ティーナ、マシェと一緒に3人で来た。
まだ薄明るい夕方だ。
暗くなってしまうと、分からなくなってしまうからね。
目的地には、大きな体育館のような建物があった。
体育館ではないのだけど、一体なんだろう?
ここで試合をやるんだろう。
入り口の両脇にはたいまつが1組置いてあった。
そして、暗くなるまで時間があったので、3人で軽い食事をとることにした。
マシェが作ったサンドイッチのような物、これが美味しかった。
暗くなって誰か人が来たようだ。 そして、たいまつに火を点けた。
それから、何人か歩いて来た。
前回と違い、少数だ。 だって、生死に関わることだから、人も少ないのだろう。
私達も列に続いて並んだ。
そして受付へ。
「はい、あんたらまだ払ってないから参加料100万エイル頂こう」
そう言ってきた男の顔を見たら、あの時の男だった。
払うのはマシェで、男の顔を見た瞬間驚いているように見えた。
そして、100万エイルを払ったマシェ。男に対して冷たい目をしていた。
まあ、そりゃそうだよね。だってあんな大金を払ったのだから。
そして、試合に出る人が集められた。
全部で4人いた。 女は私一人だった。
もう少し人がいたのは、付き添いか何かだったのだろう。
参加費が100万エイルと高いこともあって、参加する人はすごく少ない。
何か話し出した。え〜と、
「この大会では、相手をどうしようと構わない そして、剣を失っても敗北だ 以上だ」
まあ、何してもいいということだね。
4人なので、戦う回数は2回か。 よし、気を引き締めていこう。
最初の戦いが始まった。 私は次だ。
前回とは違って、2人とも本気で戦ってるな。
だって、命がかかってるし。 参加料も高額だったし。 皆、優勝を狙っているのだろう。
あ! 対戦者の両腕が切断された。 うわ〜、痛そう… 治せるかもしれないけど、目立つことは止めておこう。 ごめんなさいね。
勝者が決まった。
赤髪の男だった。手には、湾曲した大きな剣を持っていた。
名を、「ヤーク」というらしい。
次の試合に勝ったら、この人と戦うことになる。
この人、確実に強い!
あの剣さばきを見てそう思ったから。
次は気を引き締めないとね。 いや、その前に最初の戦いだ。 よしっ!
そう言って、私はほっぺたを叩いた。
しばしの時間の後、呼び出しがかかった。
「それではお前らー、次行くぞー!」 司会者が、観客を「お前ら」って言ってる。
その声で、大歓声が上がった。 多分私たちは賭けの対象になってるんだろうな。
「まずはこいつだ! ガリストだー!」
ガリストは、手を上げた。
一部、大声の歓声が聞こえた。 それに応えるガリスト。
後は、パチパチと少数の拍手が起きた。
「次はこいつだー! レスフィーナッ!」
「あなた、名前が違うよっ!」 私は思わず言ってしまった。
何故か、剣が一瞬輝いたような気がしたけど、何だろう?
「あ、すまんすまん、レスフィナだったか」
会場からは、盛大な拍手が沸き起こった。
一応それに応えて、皆んなに手を振った。 そうしたら、大歓声が。 うゎ〜…
そして、試合開始となった。
「それでは! 開始!!!」
もうちょっと先まで書こうと思ったけど、試合前で止めときました。
実は、この試合のこと、あまり考えてなかったので。
まあ、ちょっとイメージしていることはあります。
期待している人は、待っててください。




