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新たな戦いに…

【第八十話】



男は続けてこう言ってきた。



「こんないい話、もっと聞きたくないか? 何たって賞金はこれと比べものにならないからな」



「それっていくらなの?」 思わず聞き返してしまった。



「おー、やる気になったか? なら教えてやろう それは、4000万エイルだ」



「な、何ですってぇ〜!」



「驚いたか! この大会はそのくらいすごいんだ やってみる価値はあるぜ」



しばし考える…



本当にそのお金をもらえるのであればやってみてもいいかも でもねー、何か怪しいし…



「俺がウソを言ってると思ってるのか? 優勝したら必ずやるからな!」



「それならやってみてもいいかも?」



「よしっ、決まった! だが、参加料が必要だ」



「それ、いくらなの?」



「100万エイルだ」



「な、何ですってぇ〜!」



「そのくらい、4000万エイルに比べたらどうってことないだろ?」



「確かにそうだけど、これって勝たなければもらえないんでしょ?」



「あんたの試合見てたが、あれなら行けるだろ」



「・・・・・・・」



「じゃあ、早速払ってもらおうか」



「えっ、今?」



「ああ、さっきもらったろ それでいいじゃないか」



「あのお金は、人に(マシェに)預けてるから今は無いの」



「それは困ったな〜 それじゃ参加は無理だな〜 いや、一つだけ方法がある」



「何ですか、それは?」



「これを試してみないか?」



男が渡してきたのは、黄色い1粒の錠剤だった。



こ、これはエディが飲まされた薬じゃないの?



「これを飲めば、力モリモリになるんだぞ」



男は薬を1錠渡してきた。



「まずは飲んでみろ」



私はそれをもらった。そして男に見えないように親指でそれを飛ばした。



これはもう早すぎて見えなかっただろう。



それを、飲むふりをした。これを飲んだらどうなるかはよく知ってるので。



「どうだ?」と聞いてきた。



「う〜ん、よく分からないけど」



「じゃあ、もう少し待ってみよう」



しばらくして、私は行動した。



「あ、あれ? 何か力が湧いてきたような気がする」



「おお、やっぱりそうか!」



「ちょっと試してみるね」



と言って、さっきの剣を持ち出した。



少し大きめの石が落ちていたので、「これを切ってみるね」と言った。



「おいおい、そりゃ無茶だろう」と言ってきたが、



「はいっ!」と切り付けた。



石は、粉々に砕けた。



だけど、剣というか鞘が折れてしまった。



ロック部分なんか、もうバラバラになってしまった。



これ、もう使えないな。



「何という力だ! あんたは優勝間違い無しだ!」



「こんな力が出るなんて、ビックリしたよ」 と、とぼけておいた。



「この力を続けるために、薬を渡しておこう」



薬を10個ほどもらった。



「これで無敵だね!」



「ああそうだ」



これで分かった、この人が麻薬の密売人だ。



「大会には規定があるが、さっきの大会とほぼ同じだ だが、一つだけ違うことがある」



「それは何?」



「相手を殺してもいい、ということだ」



そんな気はしてたけど、聞くとやっぱり驚いた。



「それで大会はいつあるの?」



「ああ、10日後だ」



薬が10錠、大会が10日後って、そんな都合のいい話があるわけない。



これは賞金出すってのはウソだな。でも、この人が麻薬の密売人なので何とかしないといけない。



「その大会はどこで?」



「地図を渡しておこう だが、試合が行われるのは夜だ  いいな、分かったな」



それで、二人は別れた。



皆んなの元に戻らないと。



「遅かったじゃない〜」と、ティーナに言われた。



「ごめーん、剣を置いた場所忘れちゃって探してたの」



と誤魔化しておいた。いや、別に秘密にしなくてもよかったんだけど。



エディは、まだ歩ける状態ではなかったので、私がおぶって帰った。



そんなこんなで、トアルに帰ってきた。



ティーナに、ちょっと用事があるから後でね、と言いマシェに会いに行った。



そして、あのことを伝えた。



「それは何とかしないといけませんね レスフィナ、あなたには考えがあるんでしょ?」



「ええ、まだやってみないと分からないけど、何とかするつもりよ」



「では、お願いね」



「あ、そうそう、エディのことだけど、この国で引き取ってくれない?」



「それはもちろんよ」



「あの男が言ってたけど、賞金4000万エイルなんてウソだと思うの でも、もう出ることにしたんだけど、どうしよう?」



「出たらいいんじゃない その男、どんなのか見ておきたいし」



「分かった あいつ、何とかしてやりたいしね」





私には考えがあった。



あの剣はもう使えない。使えるのはあれしかない。けれど、危険過ぎる。



なので、これも特製の鞘を作ってもらうことにした。



またルウの元へ向かうことにした。



今回は一人で。



「簡単でいいから、また鉄の鞘を作って」と、ルウに頼んだ。



そして2日後、完成した。本当に簡単なものだったけど、問題無い。



この鞘は、完全に剣を固定していた。



もし剣を使うことがあれば、鞘を叩き壊せばいいだけ。



剣を使うことが無いように。




そして、10日後、大会の日になった。

今回も割と早く出来ました。

この次も考えているので、まあそのうちに。

なんか違う方向に進んでいるような気がしますが、まあいいか。

その先は、まだ考えていないので長考になるかも。

色々考えていると楽しいので、まだ続けていこうと思います。

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