再戦始まる
【第六十六話】
いよいよ魔王との決戦になった。
魔王は大変ご立腹のようだけど、あの時ダメージを負ったからなんだろうな。
まあ、あの巨大な雷撃を受けたらダメージ受けててもおかしくないし。
だからあんなに怒っているのだろう。
見てないからあの後どうだったのか分からないけど、ちょっと想像出来た。
そして、魔王は…
「この我に傷を負わせた貴様らを絶対に許さん! ここで我の本当の姿を見せてやろう!」
けど、見た目は全く変わらなかった。はったりではないよね?
そうしたら、魔王は右手を高く掲げた。
その右手には赤く輝く光が見えた。
それは雷撃とは違う!
あれは炎!?
魔王って、炎魔法も使えたんだ。魔王だしね。
魔王の右手の炎、段々と大きくなった。
大きさは2メートル位かな?
そして、それを投げ放った!
みるみるうちにそれは近付いて来た。
これは跳ね返せないので、寸前で避けた。
けど髪が少し焦げてしまった。危ない危ない。
こうなったら逃げるしかない。
私達はそこから全速力で逃げた。
そうしたら魔王は見えなくなった。
2人とも安心しきっていた。だが!
何故か炎の球が追ってきた。何故!?
慌てて逃げた。けど、逃げる先にまた追ってくる。何で!?
そうしたら声が聞こえてきた。
「それは使い魔の仕業よ それを倒さない限り追ってくるわ」
この声、リカコだ。
私は辺りを見渡した。
そして、何か上の方から嫌な感じを受けた。
上の方を凝視すると、いた!
小さい蜂のようなのが。そして私は叫んだ。
「ティーナ! 上から私達を見てるやつがいるから、撃ち落として!」
ティーナは上を見ると、
「小さいのがいた!」
そして、弓を引き絞り矢を射た。
そうしたら、「キーンッ」と小さい音がした。
私には見えた。多分、ティーナもだろう。
蜂に矢が当たり吹き飛んで行ったのを。
これでもう大丈夫でしょう。
その後、炎がこっちに向かって飛んで来ることはなくなった。
けど、当てずっぽうに打ってるだろう炎は飛んでいた。
このまま放置かな?
当てずっぽうでも当たると嫌なので、移動することにした。
ここなら大丈夫でしょう。
さて、これからどうする?
魔王の所に戻るか、このまま逃げるか。
いや、逃げてはダメだ。
前にリカコから聞いた、魔王は世界を滅ぼすって本当なのかも。今のままでは大変なことになるし。
よし、戻ろう!
どこに戻ればいいかは、炎が飛んで来る方向に行けばいいだけ。
そして歩いて行った。
そうしたら、狂気の魔王がいた。
あちゃー、見てられないわ。
ここは一発こちらから挨拶をしておこう。
魔王との距離は結構あるけど、当たるだろう。
私は右手を魔王に向けた。
そして、こう言った。
「ファイアー・バレット!」
これ、ちょっと恥ずかしいけど何か名前があった方がいいかな?と思ったので考えてみたわけで。
魔王に放たれた5発の炎の弾。弾といってもちょっと大きいけど、スピードがあるのでそんな風に見えなくもない。
ここでティーナが聞いてきた。「ファ…って何て言ったの?」
「ファイアーバレット、炎の弾って意味よ」
「それなんかカッコいいね!」
うんうん、これにして良かった。けど、今気付いたけどこの名前はまずかったかも。
炎の弾、弾って拳銃から発射されるんだけどこの世界に拳銃はあるの? やっぱり無いだろうな。
ティーナは別に気にしなかったみたいなのでこれでいいか。
って、こんなことはどうでもいい。
魔王はどうなった?
当たったはずの魔王は、何故かダメージが無いみたい。何故?
さっきよく見ていなかったので、どうなったのか分からなかった。
なので、もう一発撃ってみた。
そうしたら、弾は魔王に吸い込まれたではないか。えぇっ?!
魔王には全くダメージが無いではないか! ど、どうしよう!
って、実はこれは全く問題無いのである。
私には計画がある。
その最終手段は既に発動済みなので。
魔王との決戦の内容は大体考えてます。
けど、1話で終わらせるのはつまらないので引き延ばしてみました。
どうしよう?と思っていたけど、何か自然に出てきました。
やっぱり勝手に物語が進んでいるような?
この話、誰が考えてるの? とか思ってしまいます。
まあ、自分が考えてるのは間違いないんだけど。
次回はどうしようかな?
終わりそうな雰囲気だけど、もう少し伸ばそうかな?
これはどうなるかは分かりません。
その場のノリで書いているので。
こんな素人が書いたものを読んでくださってる皆さん、本当にありがとうございます。
一応、まだ続けてみます。




