魔法習得
【第六十一話】
私が習得しようと思っている魔法は2つ。
どうやってこの魔法を覚えればいいのか全く分からない。
先生なんていないし。
ティーナに聞いてみたけど、ちょっと見たことがあるくらいで、よく分からないって。
えーっと、まずは炎魔法を覚えようと思う。
ティーナが言うには、手の平に炎を出現させるらしい。
これは雷魔法と一緒だね。
で、手を上に向けて炎のイメージをしてみた。
けど一向に現れる気配が無い。
右手でやってたんだけど、今度は左手でやってみようか。
今度は目を閉じて、炎をイメージしてみた。
しばらくして目を開けてみたら…
出来た! 小さいけど炎の球が! 大きさはゴルフボールくらいか。
けど、こんな小さな球じゃ威力は全然無いだろうな。なので、目を瞑って「大きくなれ」と念じてみた。
少し経ってから片目を開けて見てみたら変化無しだった。
もう少し待ってみようと、再び目を閉じた。
そして目を開けたら、そこには!
大きさは変わらないけど、真っ白に輝く球が手の平にあった。
え? な、何これ!?
何かこれ凄そうと思ったけど、どうやって威力を試そう?
木は火事になるからダメだし、岩にぶつけてみても何も起こらないか。
そうだ! 水だ。
川を探そうということで歩き始めた。
歩いていると、小川を見付けた。小川と言っても川幅は2メートルくらいはある。
そして、それを川に放とうとしたら無い! えっ? どこに行ったの?
左手を見つめたら、手の平の中から浮かび上がってきた。
え? これって収納可能なの? まあ隠せるからいいか。
それにしても、手の中にあっても熱くなかったな。何でだろう?
まあこれは置いといて、さっそくやってみよう。
それを川に投げ込んでみた
そうしたら、
「ジュワッ!」と音がして、川の水が一瞬の間無くなった。何この威力?
これなら魔王にも対抗出来るかも。
あと1つ、魔法を習得せねば。
けど、これについては明日にしよう。
今日は、この魔法を極めようと思う。
それから何度も何度も繰り返して、数時間が経った。
そうしたら、手の平に球を出現させずに出来るようになった。
手の平を目標に向けて打ち出すという感じ。
打ち出すといっても、空に向けてだけど。
少し時間はかかるけど、これを早く打ち出せるようにしていこう。
そういえば魔王は呪文詠唱してたな。
これって無詠唱魔法っていうの? こういうことよく分からないけど。
まあすごいことは分かった。私ってどこまで行くのかな?
それからまた数時間後、私は連射出来るまでになった。
最初に打ち出すまでの時間は、1秒もかからない。
よし、これは終了。
暗くなってきたので、今日はこれでお終い。
寝るとするか。
魔王の警戒のために、ティーナと交代で番をすることにした。
まずは、私が起きてることにした。
やっと異世界っぽい展開になってきたかな?
こういうのって、色々読んだことはあるけど書くのは初めて。
自分が読んでみて、ダメさ加減はよく分かってます。
けど、こんな作品でも読んでくださる人に向けて書いていきます。




