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対戦、始まる

【第五十九話】


私達は歩きながら話した。


「あの死体達、少し生きてたって言ってたけどあれはもう死んでいたも一緒だと思うの」


「え? 何突然?」


「これから魔王と対するわけだけど、罪悪感を引きずったままではいけないと思ったから」


「確かにそうね、いつまでも思い詰めていたらいけないし」


「あれを忘れてとは言えないけど、気持ちを入れ替えないと!」


「うん、そうだね」


ということで話がまとまった。ここで、ティーナが話題を変えてきた。



「レスフィナが気絶していた時に手を動かしてくれたから、それでレスフィナを治療することが出来たんだよ」と言ってきた。


「えっ?どういうこと? ティーナが私を助けてくれたの? 治癒の力が使えるようになったの? それはスゴイ! でも、あの時のことは全然分からないの」


あの時私は激しい腹部の痛みで意識は戻ったんだけど、すぐに意識を失ってしまったからその時何が起きていたのかは全く知らなかった。


そしてティーナはこう言った。


「レスフィナが意識して手を動かしたんじゃないの?」


「ううん、私は意識が無かったから…」


「じゃあ、一体何が起きたの?」


そう言われても、私には分からない。一体何が起きたの? 神様?


いや、もし神様がいたのなら雑草なんかに転生しなかったし。


とにかく良かった。ティーナも治癒の力を得たことだし。



歩いて行くと、何か焦げ臭くなってきた。もしかしてここが消滅した国?


でも、燃えた感じではないし何なんだろう?


あの『最果ての地』と同じく、誰もいない。


やっぱりここが…


今回は、ゾンビは出て来なかった。一安心。


ビクビクしながら歩いているけど、一向に魔王には出会わず。


良かったというか、何というか…


歩いていると、曲がり角があった。


そこを曲がったら、現れた。あの少女が!


「またあんた!」ティーナは言った。


「まあまあ、魔王の所まで案内してあげるから、私の話を聞かない?」


「じゃあ勝手に話せば!」ティーナは怒り気味に言った。


「あの『最果ての地』の住人、私が全員に魔力操作した寄生虫を取り憑かせてやったの」


魔力操作した寄生虫って、聞いただけでヤバそうなんだけど。


少女は話を続けた。「ここが今の魔王が最初に消した場所ね どうやったかは会えば分かるから」


「別に会いたくなんかないけどさっさと案内して!」


ティーナは吐き捨てるようにそう言った。


「では、覚悟があるのなら私に付いてきなさい」少女はそう言った。


ここで、では止めますとは言えなかったので付いて行くことにした。



そして着いた。そこには魔王が腕を組んで立っていた。


「やっと来たか ならば始めようではないか」


これを聞いた私達。


「えっ? えっ? 何? い、今から? 私達何も準備していないのに!」


「慌てるでない ならば我は手を一切出さない それでどうだ?」


「て、手を出さないってどういうこと!?」


「ああ、言った通りだ 『手は』出さないがな」


何かとんでもないことをするだろうと予想出来た。多分魔王だから魔法だろうな。それがどんな威力なのかは想像出来ないけど。


そうしたら、魔王は行動を開始した。


魔王は顔の前で拳を握った。


そして、何か言っている。これって呪文詠唱?


その拳を高く上げ、手を開いた。


その手の中に光る何かが見えた。


何かパチパチしてる。ってアレは雷? 手の平に丸いボール状の光の球が見えた。バレーボール位の大きさか。


よくある雷撃というのかな?


魔王はそれをこちらに向けて投げる体制になった。


私はティーナに、「下がって!」と言い腕をクロスして防御の体制を取った。


その時、腕と腕が触れ合った瞬間、「パチィッ!!」とスパーク?が飛んだ。


え?何?と思ったけど、今はそんな余裕は無い。


腕と腕が触れないようにして、顔の前でガードした。


こんなことをしても意味が無いのは分かっているけど、今はこうするしかない。


そして、魔王は雷撃を放ってきた。


雷撃が私達の目前に迫って来た!


私は死を覚悟した。

コメント読んで、そのダメージが大きかったので小説とちょっと離れていました。

けど、時が解決して一応大丈夫になりました。

これのお陰かどうか分からないけど、当初の案と違った案が出て来ました。

こっちの方が説得力あるかな?

まあこれは次回ですが。


光合成には水も必要と指摘があったんだけど、そんなものは百も承知。

普通、水を飲むシーンなんて滅多にないんだけど。

まあ自分への戒めとしてあのコメントは消さないでおきます。

それと、一般の人はコメントを書くことは出来ないようにしました。

書いてる作家の人なら苦労も知っているわけで。

この戦いが終わったら一段落着きます。

けど、その先を全く考えてないので続けるかどうかは未定です。

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