晩餐会?
【第五十五話】
お風呂っていつ以来だろう?
本当はちゃんと入らないといけないんだけど、旅してるとなかなか入れないんだよね。
それにしてもこの城のお風呂、スゴイ!
以前入ったお風呂はちょっとショボかったけど、ここはものすごく豪華。
まず2人共体をしっかり洗った。
トリルは、私が洗ってあげた。
きれいになって喜んでる。この子も大変だったしね。良かった良かった。
泡を流して、さあ入ろう。
う~ん、なんか疲れが取れるようだな。気持ちイ~!
あれ? ティーナが何故か潜ってる。何?
私は伸びをした直後、異変が起きた。
ガクンと力が抜け、意識を失っていたみたい。
私が目覚めたのはベッドの上だった。
何が起こったのか、全く分からなかった。
ティーナが言うには、突然「キーン!」と音が聞こえてきてうるさかったから潜ったらしい。
そして、私が沈んでいくのが見えたので慌てて助けたらしい。
そういえば、虫に刺されたかもしれない右耳たぶが痛い。いや、痛いというより熱い。
私に何が起こっているのだろう?
しばらくしたら楽になったので、もう気にしないことにした。でもやっぱり気にはなるけど…
私は下着姿だということに気が付いた。体には柔らかい布がかけらていた。
気が付いたけど、この下着新しい。
皆にプレゼントしてくれたんだろうな。
えーと、服を着ようとして気が付いた。ティーナは白いローブを着ていた。
私の分ももらって、これを着た。
トリルも同じようなのを着ていた。
多分、今まで着ていた服は洗濯してくれてるんだろう。
もう、至れり尽くせりだな~。
感謝感謝。
そして、夕食だと言われたので行くことにした。
まあ私達は食べなくても大丈夫だけど、トリルには美味しいものを食べてもらいたいな。
さあ、何が出てくるんだろう。
って、フォークとナイフが用意されてる。
え? もしかしてコース料理?
で、最初に出て来たのは「前菜」。
色々入っていてよく分からないけど、美味し~い!
次はスープ。コンソメスープでこれも美味しいな~。
こんなごちそう食べたの初めてかも。
次に出て来たのは、かまぼこ?
なんかフワフワしてるな。ナイフを当てたら「スッ」と切れた。
食べてみる。あ、これは魚だ!
これも美味しいな~。
トリルの方を見たら、係の人が食事の手助けをしていた。
なので、使っているのはフォークだけだった。本当、至れり尽くせりだな~。
で、次は肉料理。
何の肉か分からないけど、巨大な肉がテーブルの真ん中に置いてある。
それを切って皿に入れてくれた。
食べてみる。
何コレ~! 美味しすぎるよ~。
これは鶏肉? でもなにこのデカいのは? やっぱり異世界なんだね。
ハーブか何かですっきりした香りだけど後を引く香りが素晴らしい。
これで料理のグレードをアップさせてるんだろう。
本当に美味しい物を食べた。
2人を見たら、美味しすぎてボーっとしている。
良い体験が出来ました。
そして、ベッドに案内されて眠ることにした。
ティーナとトリルはまだ何か話している。
私は、あんなことがあったので眠ることにした。
ベッドに横になったとたん、ティーナが聞いたであろう音が聞こえてきた。
これは、外からではなく頭の中で鳴ってる感じがした。
と同時に、体が全く動かなくなった。これって金縛り?
そのまま何時間経ったのだろう? 全く眠れない。
よく分からないけど、何か自分の中に誰かいるような感じがする。
そう思った瞬間、意識が途切れた。
そして、朝が来た。
あれは一体何だったんだろう?
ものすごい疲労感に襲われている。
今日はなんだか動けそうにない。
ティーナに事情を説明して、出発は明日にすることにした。
そこにトリルが来た。
「お話だけならいいでしょ?」と。
私は快く「いいよ」と返事した。
何か、難しい展開になってしまった。
大まかには考えているけど、細部は全く…
なので、長考になるかもしれません。
多分、謎の少女が出て来るかもしれません。
なので、かなり難しいです。
では、また。




