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王との面会

【第五十四話】


ティーナに、ゾンビのことは黙っていようと言っておいた。


そして、王と面会することに。


まず王はこう言ってきた。


「早い帰還だったが、しっかり調査はしたのか?」


まあ、そう言われるだろうとは思ってた。


「調査しましたが、残念ながら皆死亡していました ですが、1人生存者を保護しました」


「何と! そうであったか しかし、誠に残念であったな…」


「その生存者を連れてきましたので、お会いになりますか?」


死因を聞かれる前に、手を打っておいた。


「では、その者を呼んでくれ」


そして、トリルが来た。


「おお、子供であったか よく無事であった」


「えーっと、このお姉さん達に助けてもらったの」


「そうであったか それでそこはどんな状況だったのか?」


「・・・・・・・・・」


トリルは話せる状態ではなくなったので、「辛い状況みたいだったので、私が話します」と王に言った。


「ああ、そうしてくれ」


「ちょっとその子を下げてもらえますか? 話はそれからで」


「うむ」



「あの子が寝ようと2階に上がったのですが、下から悲鳴が聞こえてきて行ったら両親とも死んでいたそうです」


「それは何故死んでいたのか?」


「本人は言おうとしないので分かりません しかし、死体には皆傷などなかったので病死かと あ、でも悲鳴が聞こえたと言ってましたね」


「それは謎だな 一体何があったのか分かるかね?」


「いえ、分かりかねます」


「まあ、そなた達の働きは評価しよう では、前回の分と含めて褒美を与えるとしよう」


「いえ、そのような物は結構です この保護した子の面倒をみてくださることを褒美としてください」


「おお! そなたの様な寛大な人間は見たことがないぞ わしは感心する!」


「その子はトリルと申します 以後、よろしくお願いします」


「うむ、分かった 我が国でしっかり育てていこう」


「ありがとうございます あの子は突然両親を亡くして生きるのが困難な状況でした 本当にありがとうございます」


「ああ、下がってよいぞ」



ゾンビのことは秘密に出来た~。良かった~。


あの地に行くのは無理だろうから、あの現場を見るのは不可能だからね。見られたらヤバいし。


う~ん、これからどうしよう? 最後にトリルに挨拶しておくか。



「トリル聞いて あなたはこの国で生きていくことになったから、これからのことは心配しなくていいよ」


「えっ? じゃあお姉ちゃん達とお別れってこと? もっと一緒にいてよ」


「ごめんね、私達は行かないといけないの でも王様がちゃんと面倒みてくれるって約束してくれたから大丈夫だから」


「う、うん」


「でも今日はまだいられるから、それまで一緒にいようね」


と言ったら、とても喜んだ。王の許可を得て、3人で城の中を色々と見て回った。


「あ、そうだ ちょっと待ってて」と、トリルをティーナに預けた。


私は、許可をもらうために城の人に話しかけた。あそこへ行けばいいと教えてもらい、そこに行った。


何か、事務室みたいな所だった。


そして、快く許可をもらった。



それでは3人でお風呂に入るとしましょう!

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