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最果ての地

【第五十話】


私は王国に着き、王に面会を申し出たらすぐ了承された。


もしかして顔パスになった?


そして、人身売買の組織のことを伝えた。


これを聞いた王、烈火のごとく怒りだした。


「すぐにそこに兵を向かわせよ!」


って、兵を?


まあいいけど。


私は、これに注文を付けた。


「向こうではもう片付いているので、1人だけでいいですよ」と言ったら王はビックリしていた。


それで、「馬車を1台、もう一つは大きめの台車を1台お願いします」と。


こう言ったら、「おおそうか、ではそのように」と王は言った。


こうして私は馬車に乗って向かうことになった。


もちろん案内は私がした。



そして着いた。ティーナが手を振ってた。


そして、倒れて寝ている二人を台車に乗せた。


あと、「この部屋の中にこいつらの仲間がいるので」とティーナが説明した。


けど兵の人は、「この扉引っ付いていてビクともしないんだが」と言ってきた。


なので私は剣を取り出し、サッサッサッと扉を切った。


そうしたら扉がパタンと倒れて、中に人がいるのが見えた。


だけど誰も動かない。まあ飲まず食わずでいたからなんだろうね。


こいつらを私とティーナで運んでいった。


兵の人は一人でズルズル引きずっていた。


兵の人は、驚いたようにこう言った。


「これ、あんたら2人がやったのか?」


「はい、そうです」と言ったら、彼は首を捻っていた。まあそりゃそうだよね。


全員を台車に乗せたらロープでグルグルと巻いて縛り、帰途に着いた。



そして王国に着いた。


「こいつらの目を覚まさせろ!」と王が怒鳴ると、水を汲んできたみたいで男達にかけていた。


男達は目覚めたが、今いる場所を把握できないみたいだった。


そこへ王は声をかけた。


「貴様らのしてきたことは全て分かっている 今すぐ罪を認めよ!」


「はぁ~、何のことですか?」と、手下の男が言ってきた。


「証人をここへ」と王が行った。そしてやって来たのは彼女だった。


「この人達が私達をさらって行ったんです!」と、アヤナのお姉さんが言った。


手下の男が何か言おうとしたが、それを遮って王は言った。


「よし分かった! こやつらを連れて行け!」と。


連れて行かれる男達。さあ、どうなることやら。


「これでよいか? レスフィナ殿」


「はっ 仰せの通りに」と、決まりきった言葉を述べておいた。


こういうのって、経験したことないから苦手なんだよね。昔見た時代劇のノリで言ったんだけど。


まあ、解決ということで。


ここで王が言ってきた。


「その方、わしの頼みを聞いてくれぬか?」と言ってきた。


「それは、どのようなことですか?」


「これは、今まで様々なことを解決してきたそなたらにしか出来ないと思う困難な仕事なのだが

ここからずっと北の方へ行った所に、『最果ての地』という集落があるのだ そこへ行ってもらいたい」


「それはどのような所ですか?」


「そこに行くのは困難を極めるので、そなたらにしか行けないと思うのじゃ」


「はあ…」


「そこは、断崖絶壁を降りた所にあり、人の交流は全く無くて自給自足で生活しておるようだ」


「何故そこへ行かないといけないのですか?」


「そこに行くことは出来ないのだが、はるか昔から続いている手紙での交流を行っていたのじゃ しかし、去年から手紙が来なくなったのじゃ

崖にはロープが垂らしてあり、花火で合図してから手紙の交換を行っていたのだが人がいる気配が全く無くなったのだ」


「その人らは何処へ行ったのでしょう?」


「それが分からぬから、そなたらに頼んでいるのじゃ」


「分かりました それで、どのような交流をしていたのですか?」


「ああ、文化の交流が主で他には支援もしておったのじゃ」


「その支援とは?」


「家畜や、穀物などの種子や苗を支援していたのじゃ」


「それが突然向こうからの返事が無くなったのですか?」


「ああそうじゃ わしも大変心配しておる」


「じゃあ、ティーナはどうする?」


「うん、ちょっと興味がわいてきたから行ってみようかな?」


「では、行ってみようと思いますので詳細をお教えください」


「そなたらは、『最果ての地』に降りて調べてもらいたいのだ」


「そのロープで降りるのですか? それでその高さはどれくらいでしょうか?」


「降りる方法はそなたらに任せる 高さは分からぬが、落ちたら死ぬであろう」


「えぇっ!? そんな所に行くのですか?」


「すまないと思っている だが、これは他の者では到底無理であろうから頼んでおるのだ」


「わ、分かりました…」


「ああ、十分過ぎる程に気を付けて行ってきてくれ」



そんなこんなで、とんでもない所に行くことが決まってしまった。

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