お食事会
【第四十話】
ドンガさんの家の前に来た。
そういえば自己紹介がまだだったね。
「私はレスフィナといいます こっちはティーナです」
「へ~、ティーナか~ いい名前…」 ルウが言ったと同時に、レンが拳骨で殴っていた。
この人、学習能力が無いみたいだね。
「ちょっと呼んで来るので、待っててください」
そう言ってドンガさんの家に入った。
中で説明して、2人に出てきてもらった。
そこで、ライがドンガさんに謝罪した。
ドンガさんは、「いや、何もあんたたちから被害を受けた訳ではないから、今回のことはもういいから」と言った。
「いや、でも本当に申し訳なかった!」 ライは心から謝っていた。
「では、食事に行きましょう」と言ったら、
「それなら私が作りましょうか」と、ドンガさんのお母さんが言った。
「いえいえいえ、そんなことされなくても一緒に行きましょう」と言ったけど、
「あなたに治してもらってから体調は万全だから、食べて行きなさい」と言われたのでそうすることにした。
普通のテーブルには人数が多かったので、皆床で食べることになった。
3兄弟の真向かいには、私とティーナとドンガさんとお母さんが座った。
ティーナは嫌がったので、ルウとは一番離れた所に座った。
「何これ、美味しすぎます!」とお母さんに言うと、
「いやいや、普通に作っただけだから」とおっしゃった。
ドンガさん、毎日こんな料理食べて幸せだな~。けど、今まではお母さんがあんな状態だったから大変だったろうけど。
そういえばドンガさんは、普段何をしているのかな?
「ドンガさんは、普段は何の仕事をされているんですか?」と聞いたら、
「ああ俺はこの町の役所の仕事をしている」と。
それで祭の時に呼び出されて係員をしていたのか。
ライとレンは静かに食事しているけど、何か騒がしそうなのが1人いるけど放置。
ここでルウが話しかけてきた。
「おいらはモノ作りが得意なんだ だから、何か作ってほしい物があれば言ってくれ」と言ってきた。
とりあえず、「はいはい」と言っておいた。
食事が終わり、ドンガさんの家を後にした。
「ではすまないが、これから俺たちの村に来てくれないか?」と言われ、向かうことにした。
今は昼過ぎだけど、いつ着くんだろう?
そう思っていたら着いてしまった。
結構というか、かなり近かった。
そして、ライの家に案内してもらった。
レンは結婚していて、別の家に住んでいるみたい。
ルウは、ライの家の2階に住んでいるんだって。
まあそれはどうでもいいんだけど。
そして夜になった。
寝ることになったんだけど、ルウは1階でライと一緒に寝るそうな。
私達は2階のルウの部屋で寝ることになった。
この部屋を見てビックリ。
キチンと整理されていて、もう隙が無いとしか言いようが無い。
あんな人なのに、しっかり整頓されてる。
仕方なくルウのベッドで寝ることにしたんだけど、時間も経たないうちに眠ってしまった。
そして翌朝、私は「ジリリリリ!」という目覚ましの音で目を覚ました。




