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理由は…

【第三十九話】


こちらに歩いて来る男の人がいた。


さっき私と戦った(と言っても一方的だったけど)男の人だった。


「先程は本当にすまなかった 俺は、ライという者だ」


別にあなたの名前はどうでもいいんですけど… ま、いっか。


「あなたは、私を殺そうとはしていませんでしたよね」と言ったら、


「いや、どうだろうな」と誤魔化していた。


「あなたは何故伝説の武器を盗もうとしたんですか?」と聞いたら、


「詳しい話は弟のレンが話してくれる」


ライが見た方向から、こちらに向かってくる男がいた。


「今回は、兄者が失礼をした しかし、どうしても伝説の武器が欲しかったんだ」


なので、それを見せてあげることにした。


鉄弓を見せ、「これはティーナが実力で勝ち取った物なので、誰にも渡す気はありません」


それを見せて渡してあげたらその重さにビックリしてた。


「何だこれは!? しかもこの弓、全然引けないじゃないか」


「これを手に入れて、どうしようと思ったの?」と聞いたら、


「これを売って金にしようと思ったのだ」


「そんなにお金に困ってるんですか?」


「ああ、これは話が長くなるのだが聞いてくれるか?」


「はい」


「実は俺たちの村の領主が、とんでもない税金を払えと言ってきたのだ」


「あー、そういうのって実際にあるんですね」


「毎年毎年高い税金を取っているのに、更に特別税だと言ってきたのだ」


「何ですかそれは!」


「100万エイル払えと言ってきたのだ!」


100万エイルあるんだけど、見ず知らずの人にあげるわけにはいかないし…


「もし払えなければ、1万エイルにつき、1人差し出せと言ってきたのだ」


「じゃあ、100人差し出せということですね」


「ああ、そんなことは絶対に出来ないから、何とか金を工面しようと思ったのだ」


「その領主と戦って何とかしようと思わなかったのですか?」


「それなんだが、領主の所には500人の自警団がいるらしい 自警団と言ってるが、あれは村人達の敵だ!」


この世界にもそんな悪いやつがいたんだ。なんかそいつら色々とやらかしてるみたいだね。


「俺たち3人と、村人の男を集めても数十人しかいない そんなので敵うわけないんだ」


「じゃあ、私達も一緒に戦うから仲間に入れてくれる?」と言ってみた。


「いくらあんたらが強くても、500人が相手では無理だろう」


「やってみないと分からないけど、多分大丈夫だと思いますよ」


そこに、ライが割って入ってきた。


「俺は賛成だ あんたのその身のこなし、俺には到底無理だしな」


「あ、3人って言ったけど、そういえばもう1人はどこいったの?」


と言ったら、ひょっこり出て来た。


「おいらの作った鉄製の腕枷を壊すなんて、あんたすごいな~」


これは、ティーナに向けて言ったんだろう。


男は言った。「おいらはルウっていうんだ 姉貴って呼んでいい?」


「絶ッッッッ対に無理っ!!!」


ティーナは激しい口調でそう言った。


あ~、嫌われたみたいだね。残念…


この人達、ライ、レン、ルウっていうんだ。多分ルウも兄弟なんだろう。


何かそんなに悪い人ではないような気がする。祭会場で暴れたという話も聞かなかったし。


お金に困って犯罪を犯し…てはないよね。私が止めたわけだから。



ここでちょっといたずらを思い付いた。


私は、ライに話しかけた。


「あなたの剣を折ってしまって申し訳ありませんでした なので、もし使えるのなら私の剣を差し上げてもいいですよ」と。


そして、鞘から抜いた剣をそっと地面に置いた。


「おお! それはありがたい」


ライは、それを拾い上げようと手を伸ばして持ち上げようとした。しかし、


「待った、この剣は地面に張り付いているではないか 何かしたのか?」


「では、これでどうですか?」


私は剣を拾い上げ、地面に剣の半分まで突き刺した。


ライは、片手で抜こうとしても全く動かないので首を捻っていた。


そして、両手で抜こうとしてもビクともしない。


渾身の力を込めても全く動かない。


「どういうことだ!?」


「では、どうぞ」と、私は剣の先を掴んでライに手渡した。


それを片手で受け取るライ。しかし、


「おわぁっ!」


剣を持ったまま、手から崩れ落ちた。


「何だこの重さは!」


私は剣を片手で受け取り、空を切ってみせた。


「あんた、この重い剣を片手で!?」


「私はちょっと特別なので」


「いや、それは特別とかではないだろう…」


「ごめんなさいね お詫びに皆さんでご飯食べに行きませんか?」と言うと、


「おーし! おいら食うぞー!」とルウが叫んだ。


そうしたらレンが、「お前はちょっと考えてから発言しろ!」と怒っていた。


「こちらこそ本当にすまなかった しかし俺達には金が無いんだが」とライが言ったけど、


「いえ、私達がおごりますから一緒に行きましょう」


「それはすまない ではお前達行くぞ」とライが言ったら、


「やったー!」とルウが言った途端、レンがルウの頭を叩いていた。


「じゃあ、行きますか」と言い、とりあえずドンガさんの家に向かった。

今回は書きたいことが色々あったので、いつもより長くなりました。

やっぱりキャラが勝手に動いてしゃべってくれてる気がします。

まあ今回は悩んだんだけど、一応出来ました。

次回からは更に悩みそう。

バトルなんて、どう書いていいのか全く分かりません。

まあ、何とかなるかな?

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