朝が来た
【第二十二話】
朝目覚めたけどまだ少し薄暗かった。ティーナはまだぐっすり眠っていた。
昨日歩き続けて疲れているんだろう。
私にはやることがある。
私の目的は、狩りをすること。
やっぱりこれかな?と、小さな石を数個拾った。なるべく丸っこいのを。
昨日、夕食を我慢したティーナに朝食を作ってあげること。
って、あれ? 私って料理したことあったっけ? でもレスフィナが以前してたかもしれないから出来るかな?
まあいいか、と、私は獲物を探した。
目を凝らすと、鳥を発見。でも小さいので他のを探す。そうしていたら、いた!
何の鳥かは分からないけど、黒いニワトリみたいなのが木に止まっていた。
ニワトリと違って飛べるんだろう。
私は石をその鳥に向かって投げつけた。
全部投げたので、どれかは当たるだろうと思ったら、ヒットした。
ポテンと落ちたので、すぐさま向かった。
落ちている鳥を拾い上げ、羽をむしった。
で、残酷だけど足を掴んで血抜きのために首を落とした。
そのままの状態でティーナの元へ向かった。
まず水が必要なので、近くにあった湖に汲みにいった。
次は、火を起こさなければいけないので、小枝を拾って来た。
小枝をナイフで細かく削り、火を点けやすくした。
こういう知識って、ドレフさんのだろうな。昔旅してたって言ってたし。
なるべく真っ直ぐな小枝を選んで、例の擦って火を起こすというのをやってみた。
なかなか火が点かないので、すぐ燃えそうな草とか拾ってきたらやっと点いた。
薪が必要なので、木を切りに行った。
剣で、手ごろな木を切… 「は?」 何この切れ味?
紙を切ったように何の抵抗も無く切れたんだけど。
剣をよく見てみると、刀身が黒かった。
この剣は大事にしようと、鞘に納めた。
切った木はまだ生木なので、ナイフで細かく削った。
それを入れたら燃えだしたので、薪を入れた。
薪が中々燃えてくれないので、削った木をもっと入れたら、ようやく燃えてきた。
まず飲み水を作ろうと思い、ドレフからもらった手作りコンロをかけ、鍋を乗せた。
沸騰したら火から降ろしておいて、今度は鳥にかかることにした。
ステーキにしようと思い、ナイフで切って焼いた。
私が小さいフライパンを持ってきているので、それで焼いている。
ティーナのリュックから塩を出して振りかけた。
うん、これで完成。
さあ、ティーナを起こそう。




