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再会?

【第十四話】


もっと近づいて彼の前に立ち、顔の布を取り払った。


そうしたらその人はとても驚いてこう言った。


「あの時はあんたを殺そうとしてすまなかった。殺した後、俺も死ぬつもりだったんだ!」と。


「え~、姫である私を殺そうとしたのに、何でここにいるんですかあ?」


と、いじわるっぽく言ってみた。そうしたら、


「マシェ様に戻ってくるようにと言われたので…」


実際、この人をあの組織に入れたのはマシェなんだろうな。この人のことを調べて人質まで取ったんだろう。とんでもないやつだ。


「じゃあ、私を殺そうとしたことは許してもいい で、あなたは剣を振るっていたけど、何をやっている人なの?」


「あ、ああ、俺は王宮の警護団の団長をやっている いや、やっていたといった方がいいか」


「え~、団長やめちゃったの? 何で」


そう言ったら、


「俺は、人を殺そうとしたんだ そんな人間が団長ではいられないから…」


「でも、剣の技術はあるんでしょ?」


と聞いたら、


「ああ、俺は剣の師範代だった」


こっちも過去形ですか。なら、剣の技術はあるということか。じゃあ、それもらっちゃおう、と考えていたら…


「そういえば、全員倒れていたんだが、あれはあんたがやったのか?」と、聞いてきたので、


「えー、まあそうですね 私はちょっと特別なのでやっちゃいました」と。


「あんたは一体何者なんだ?」と言われたのだが、返答に困る。


「私は記憶が無いんですけど、もしかして誰かが乗り移ったのかもしれないけど、よく分かりません」


「そういうものか?」とあまり納得はしてないみたいだった。


話題を変えてっと。


「えーっと、どこか体に不調はあったりします?」


と聞いてみたら、


「ああ、あんたに吹っ飛ばされた時に背中を強打したんだが、今はある程度回復している」


「じゃあ治してあげるから、私の言う通りにして」


と言ったら、


「治せるのか?」と言ったので、


「なら、まず私の肩に手を当てて、目を閉じて」と言った。


私も彼の肩に手を当てた。そして、


「転生!」   「転生!」


つまり、彼に転生してすぐに、私に転生したということ。一瞬だけ、彼と体が入れ替わった。


これで、彼の技術を受け継いだんだと思うけど、一瞬だったのでよく分からない。


この技術があれば、いつか使う日が来るかも。


彼は、「おお! 背中の痛みが消えた! 一体どうやったんだ?」と聞いてきた。


だけど、まあ説明する必要は無いので、「私の能力です」と答えておいた。そしたら、


「俺はこんな人を殺そうとしたのか! 俺は何て愚かなんだ!」と叫んでいた。


「まあちょっとは頭にきたけど、私はそこまで気にしてない…ってことはないけど恨んではないからね」


と言ったら、安心したみたいだった。それで、彼とは「また会うことがあれば、その時はよろしく」と言ってその場を去った。



そのまま中庭にいて、木々を眺めていた。


ふと上を見ると、鳥がいた。


私は目を凝らして見たら、あの鳥だった!


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