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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 5 塩とメガネと幽霊屋敷
92/350

#92

 シンジュク・ギルドが結成されてから、テツヤたちの泊まってる部屋に場所を移して話し合い。

 決めなきゃいけないことは山ほどあるけど、差し当たっての課題は。

「まずは、拠点を決めないといけませんね」

「そうッスね」

 ハギの提案に、テツヤも速攻で同意。

「いつまでもこの宿に迷惑かけてるワケにはいかねえッス」

「いえ、それは別にどうでもいいのですが」

「え?」

 肩すかしを喰らって、テツヤはキョトン。

「こちらは代金を払っているのですから、迷惑はかけて当然ですわ」

 サクッと言ってのけるハギ。ニセ札で払ったくせに、堂々として迷いはナッシング。

「それよりも、これから人数が増えた時に、ここでは手狭になりますから」

「しかしなあ」

 テツヤがキョトンとしてる一方で、ネリキリは腕を組んで渋い顔。

「買うにしろ借りるにしろ、物件を手に入れるには金がかかるぞ」

「この町に一番詳しいのは貴方でしょう。どこかに広くて立地がよくてタダ同然の物件はありませんの?」

「そんな都合のいい物件なんかあるワケが……、あった」

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