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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Prologue 罠と電話とメアリーちゃん
9/350

#9

「痛え、痛えッス。そんなに踏んだら腕もげちゃうッス」

「テメーどこの組のもんだ」

「言えねえ。それだけは死んでも言えねえッス」

「じゃあ死ねや」

 元気よく顔面を蹴られる。

 その時、床の上でピロロ、ピロロと電子音。

 どうやら倒された拍子に、懐から携帯がビョーンと飛び出た模様。

「出ろよオラー」

 押さえ付けられた顔の前に、通話ボタンを押した携帯が突き出される。

 テツヤよりもよっぽど操作に慣れてる。

『どうだテツ、うまく行ったか』

 案の定、通話の相手はアニキ。

「おかしいッスよアニキ! 干柿のヤローいねえし、代わりにすっげえたくさん人いるッス! 同窓会みたいッス!」

『……』

 何がどう同窓会みたいなのかはさておき、動揺しまくるテツヤの様子から、アニキはすぐに状況を把握。

『やっぱり罠だったか……』

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