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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 4 シマと組織と鉄パイプ
86/350

#86

「ペリン商会がいなくなっても、また別のヤツが来るッス。カヌレはしょうもない雑魚ッスけど、そういう連中を寄せつけない役には立ってるんスよ」

「あんなクソでも、切り刻んで畑に撒く以外の使い道があるんですのね……」

 どうやらハギも納得した模様。女の子がクソクソ言うことの是非はさておき。

「商会にとっては、この宿は大事な金ヅルッスから、他のヤツらに取られないように守ってるッスよ。アニキもよく言ってたッス、『死なねえ程度に搾り取れ』って」

「我々が申すのも何ですが、おっしゃる通りです」

 宿の偉い人も、神妙な顔でうなずく。搾られる側だって、そんな身もフタもない話を聞かされたくはないだろうに。

「ですが、事情はよくわかりましたわ。そういうことでしたら、ワタクシにも考えがあります」

「それはよかったッス」

 テツヤが安心しかけたところで、ハギがさらに問題発言。

「ペリン商会から、ワタクシたちに乗り換えなさい」

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