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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 4 シマと組織と鉄パイプ
82/350

#82

 中年男を襲ったのは、よく見れば賭場でぶん殴られてたコボルドの青年。

 手に持ってるのは、どっかで拾ったらしき鉄パイプ。

 どうやら中年が宿に戻ってきたのを見て、ずっとチャンスを窺ってた模様。

「ふざけやがって、ふざけやがって」

 不意打ちのパンチを喰らって気絶したものの、今度は逆に不意打ちでリベンジ。

「えーと、ややこしくなってきたからいっぺん整理するッス」

 放っとくと中年が死んじゃいそうだったので、テツヤが止めて落ち着かせる。

「このデブはペリン商会の味方なんスか敵なんスか」

 カヌレは鼻血を垂らしながら、ヨロヨロと起き上がる。

「どっちでもねえよ。みかじめ料の集金で入ろうとしたらそいつが出てきて、中で賭場開いてるって言いやがったんだよ」

 つまり最初からカヌレたちを利用するつもりで近づいたようだ。

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