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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 4 シマと組織と鉄パイプ
80/350

#80

 プラリネ・ペリン。

 ペリン商会の代表者。

 ここロボトムの町で、あらゆる非合法な行為を牛耳ってる事実上の最高権力者。

 そのペリンに取り上げられたなら、テツヤのドスが戻ってくるのはほぼ絶望的。

 けど、そんな理屈はハギにとっては知ったこっちゃない。

「なら取り返してきなさい」

「無茶言うなよ、返せなんて言ったら親分に殺されちまう」

「だったら今ここで死にますか?」

 放たれた炎がカヌレの耳を焦がす。

「ぎゃああああ!」

 迷いが一切ナッシングなハギの攻撃を見て、さすがにテツヤもドン引き。

(魔力が戻ったエルフって、ここまで極悪なんスか)

 テツヤもネリキリも宿の偉い人も、カヌレの手下のゴブリンたちさえ手出しできない中で、たった1人口を挟んできたヤツがいる。

「おいおい、ペリン商会も落ちたもんだな。女1人相手に何を手こずってんだよ」

 カヌレに泣きついて賭場のことをバラした、あのクソデブ中年男だ。

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