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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 4 シマと組織と鉄パイプ
79/350

#79

「返す気になりましたか?」

 テツヤのドスを取り返そうと、カヌレを攻撃し続けるハギ。

 もうカヌレの顔面は、ヤケドでえらいことになってる。

「おまえら、こんなことしてタダで済むと思うなよ。ペリン商会を敵に回したら――」

「質問に答えなさい」

 さらに頭を蹴る。床に飛び散るレッドな血。

「がっ」

「返すのか、返さないでこのまま死ぬのかどっちなんです」

「ひでえ2択ッス」

 テツヤは呆れるけど、その一方でハギの本気も伝わってくる。

「早く答えた方がいいッスよ。ハギさん、ガチのリアルで殺す気ッス」

「返せねえ! もう俺は持ってねえんだ!」

「持っていない? まさか売ってしまったのではないでしょうね?」

 問い詰めるハギに、カヌレは絶叫。

「そうじゃねえ! 親分に見せたら、取り上げられちまったんだよ!」

「親分?」

 カヌレの親分ってことは。

 テツヤとハギのそんな疑問に、ネリキリが代表して答えた。

「ペリン商会の代表、プラリネ・ペリンだな」

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